バーバリーマカク
Barbary macaque

バーバリーマカクはほとんど尾のないサルで、モロッコやアルジェリアの山地に暮らします。ヨーロッパで唯一の野生ザルがいるジブラルタルにも群れがおり、オスも子育てを手伝います。昼は地上で草や果実、種子を食べて過ごします。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- 雑食
- 体重
- 約13 kg
- 体長
- 約0.6 m
- 保全状況
- 絶滅危惧IB類 (IUCN EN)
- すむ環境
- 森林, 山地
すぐわかる答え
バーバリーマカクはどこにすんでいますか?
森林・山地にすんでいます。
バーバリーマカクはどのくらいの大きさですか?
大きくなると0.6 m、13 kgほどになります。
バーバリーマカクは何を食べますか?
食べ物:雑食。
バーバリーマカクは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧IB類」(EN)です。
バーバリーマカクは、モロッコ、アルジェリア、チュニジアのアトラス山脈にすむサルで、サハラ砂漠より北のアフリカで生き残っているただ1種類のサルでもあります。ジブラルタルの岩山には、人がつれてきた約300頭の小さな群れがすんでいて、ヨーロッパでただひとつの野生のサルです。
顔はこいピンク色で、毛はうすい黄土色から金色がかった茶色、または灰色で、おなかは明るい色です。オスはメスより大きく、平均でオスは14.5〜16キログラム、メスは9.9〜11キログラムです。しっぽはとても小さく、あっても4〜22ミリメートルしかないので、よく「バーバリーエイプ(しっぽのないサル)」とよばれます。おもに植物と昆虫を食べます。ジブラルタルの群れは安定しているかふえているようですが、北アフリカの数はへっています。
すんでいる場所
モロッコでは、ほとんどのバーバリーマカクがアトラススギの森にすんでいますが、標高約400〜2,300メートルのカシやモミの森、草原、しげみ、岩の尾根も使います。アルジェリアではおもにカビリー山地にすんでいて、シェリア国立公園にははなれた群れがいます。昔はリビアからモロッコまで北アフリカ全体にいて、化石から、約8万5,000年前から4万年前ごろまでヨーロッパ全体にすんでいたことがわかっています。
家族のくらし
バーバリーマカクは、オスが赤ちゃんを育てるのを手伝うところがめずらしいサルです。父親はどの赤ちゃんが自分の子かはっきりわからないので、オスたちはすべての赤ちゃんの世話をします。ふつう、オスもメスも、どの年れいのサルも、子どもの世話を手伝います。オスは25年ほど、メスは30年まで生きることがあります。メスは、子どもを作る準備ができると大きくふくらむところがあります。
ジブラルタルのサル
17世紀のはじめ、ジブラルタルのある歴史家は、マカクは大昔から岩山にすんでいると書きました。中世にムーア人が北アフリカからつれてきた可能性がいちばん高いと考えられています。第二次世界大戦中、数がへったとき、ウィンストン・チャーチルがジブラルタルにもっとマカクをつれてくるよう命じました。バーバリーマカクはアリストテレスもすでに知っていて、彼は、人間のような腕を持ち、毛におおわれ、しっぽがほとんどないサルとして書いています。
おもしろ豆知識
- ジブラルタルのバーバリーマカクは、ヨーロッパにすむ唯一の野生のサルです。
- ジブラルタルのマカクは、ヨーロッパでただひとつの野生のサルです。
- しっぽがほとんどないので、「バーバリーエイプ」ともよばれます。
- オスが赤ちゃんを育てるのを手伝います。
- アリストテレスが、2,300年以上前にこのサルについて書いています。
地球儀では
このモデルは、カードにあるような、ピンクの顔でしっぽのない、がっしりしたサルを表しています。顔と、しっぽがないところを見てみましょう。
クイズタイム
バーバリーマカクとフェネック、重いのはどっち?
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答え:バーバリーマカク(13 kg 対 1.1 kg) フェネック →
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参考資料
更新: 2026-10-14





