ナガスクジラ
Fin whale

ナガスクジラは体長約20〜25mで、シロナガスクジラに次ぐ世界第2位の大きさです。細長い灰色の体で時速約40kmで泳ぎ、「海のグレイハウンド」と呼ばれます。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- ろ過して食べる
- 体重
- 約40,000 kg
- 体長
- 約21 m
- 最高速度
- 約40 km/h
- 寿命
- 最長 約90年
- 保全状況
- 絶滅危惧II類 (IUCN VU)
- すむ環境
- 外洋
すぐわかる答え
ナガスクジラはどこにすんでいますか?
太平洋・大西洋・インド洋・北極海・南極海の外洋にすんでいます。
ナガスクジラはどのくらいの大きさですか?
大きくなると21 m、40,000 kgほどになります。
ナガスクジラは何を食べますか?
食べ物:ろ過して食べる。
ナガスクジラはどのくらい速いですか?
最高で約40 km/hの速さが出せます。
ナガスクジラはどのくらい生きますか?
最長で約90年生きます。
ナガスクジラは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧II類」(VU)です。
ナガスクジラは、シロナガスクジラに次いで地球で2番目に長い動物です。いちばん大きなものは26〜27.3mあったと伝えられていて、おとなはふつう36〜45トンです。体は長くほっそりした茶色がかった灰色で、おなかは白っぽいので、下から見えにくくなっています。極地から熱帯まで、すべての大きな海にすんでいて、温帯やすずしい海にいちばん多くいます。
ナガスクジラは、水から食べ物をこしとるヒゲクジラで、おもにオキアミ、カイアシ類、群れで泳ぐ小さな魚、イカを食べます。大きなクジラの中でもっとも速いもののひとつです。ふだんは時速37〜41kmで泳ぎ、時速46〜50kmのダッシュも記録されていて、「海のグレーハウンド」というニックネームがつきました。噴気孔が2つあり、潮ふきを4〜6mの高さまで上げることができます。IUCNは「危急種」としています。
捕鯨と回復
ナガスクジラは捕鯨をする人たちにとても大切にされ、1905年から1976年までに南半球で72万5,000頭以上がとられたと伝えられています。2010年には、南のナガスクジラの数は捕鯨の前の半分以下になると予測されていました。北大西洋では完全に回復したと考えられていますが、ほかの海では今も回復のとちゅうです。2018年の時点で、IUCNはこの種を「危急種」と評価しています。
食べ物と声
食べ物は場所によってちがいます。北太平洋では、昔の捕鯨の研究で調べたクジラのほとんどがオキアミだけを食べていました。北大西洋では、オキアミとカラフトシシャモなどの小さな魚を食べます。ナガスクジラはよく6〜10頭の群れで見られ、ふつう人間には聞こえないほど低い16〜40ヘルツの音で話し合います。ほかのナガスクジラ科のなかまと同じように、下あごの先からへそまでみぞが走っています。
子どもの成長
交尾は冬に低い緯度のあたたかい海でおこなわれ、妊娠期間は11〜12か月です。子どもは生まれたとき長さ6〜6.5mあります。生後6〜7か月で、すでに11〜12mになったころ、お母さんのお乳を飲むのをやめます。子どもは約1年お母さんといっしょにいます。ナガスクジラは長生きで、アイスランド沖でとられたものの中には65〜82歳のものもいて、2010年に見つかったメスは135〜140歳と推定されました。
おもしろ豆知識
- シロナガスクジラの次に大きい、地球で2番目に大きな動物で、泳ぐのが速いので「海のグレイハウンド」と呼ばれます。
- 「海のグレーハウンド」というニックネームがあります。
- 子どもは、生まれたときすでに長さ6mあります。
- 潮ふきは、4〜6mの高さまで上がります。
- あるメスは、135〜140歳と推定されました。
地球儀では
模型では、カードにあるように、おなかの白っぽい巨大でほっそりしたクジラが見られます。長い体と、のどのみぞを見てみましょう。
クイズタイム
ナガスクジラとアルプスアイベックス、重いのはどっち?
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答え:ナガスクジラ(40,000 kg 対 65 kg) アルプスアイベックス →
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参考資料
更新: 2026-10-14





