ナミハリネズミ
European hedgehog

ヨーロッパハリネズミは、背中に6,000〜8,000本ほどの針をもつ小さな夜行性動物です。危険を感じると丸くなり、庭や森で昆虫やミミズを食べます。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- 虫を食べる
- 体重
- 約1 kg
- 体長
- 約0.25 m
- 最高速度
- 約6 km/h
- 寿命
- 最長 約10年
- 保全状況
- 準絶滅危惧 (IUCN NT)
- すむ環境
- 森林, 草原, 町や都市
すぐわかる答え
ナミハリネズミはどこにすんでいますか?
森林・草原・町や都市にすんでいます。
ナミハリネズミはどのくらいの大きさですか?
大きくなると0.25 m、1 kgほどになります。
ナミハリネズミは何を食べますか?
食べ物:虫を食べる。
ナミハリネズミはどのくらい速いですか?
最高で約6 km/hの速さが出せます。
ナミハリネズミはどのくらい生きますか?
最長で約10年生きます。
ナミハリネズミは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「準絶滅危惧」(NT)です。
ナミハリネズミ(学名エリナケウス・エウロパエウス)は、茶色と白の最大約6,000本の針におおわれた、おもに夜に活動する小さな哺乳類です。こわいことがあると、ぎゅっと丸まってとげとげのボールになります。大人の体長は26センチメートル以上で、しっぽはわずか2〜3センチメートル、体重はふつう夏の約500グラムから秋の1キログラム以上まで変わります。
スペインやイタリアから北はスカンディナビア、西はアイルランドまで、ヨーロッパの西部と中部の森や生けがき、庭にすんでいます。ナメクジやカブトムシのような害虫を食べてくれるので、庭にやってくるお客さんとして人びとに愛されています。ヨーロッパの多くの場所では数は安定していますが、イギリスではとても大きくへっていて、今はレッドリストにのっています。
何を食べるの?
ハリネズミは虫などを食べる「食虫類」です。食べ物の多くはミミズで、カタツムリ、ナメクジ、カブトムシ、アリ、イモムシ、ハサミムシなど、ほかにもたくさんの虫を食べます。地面に巣を作る鳥のたまごや、ときにはトカゲやカエル、小さなネズミも食べます。植物は、食べるもののほんの少しだけです。
ためらうようなよちよち歩きで、よく立ち止まって空気のにおいをかぎます。これは夜の狩りに合ったやり方です。
巣と赤ちゃん
ハリネズミは3種類の巣を作ります。子どもを育てるための巣、夏の昼間に休む巣、そして長くねむる冬の巣です。赤ちゃんはふつう5月から7月のあいだに、31〜35日の妊娠のあと生まれます。一度に生まれるのはふつう4〜6頭ですが、2頭から10頭までいろいろです。
生まれたばかりの赤ちゃんは目が見えず、小さな針におおわれています。約36時間たつと外側の2番目の針が生え始め、11日目には丸まってボールになれるようになり、6週間ほどでお乳を卒業します。
危険と冬
冬になると、ナミハリネズミは冬眠することがあります。でもほとんどは、巣をうつすために少なくとも1回は目をさまします。いちばん多い死因はうえで、冬眠中に起きることがよくあります。10年以上生きることもありますが、平均は3年です。
キツネやアナグマ、マツテンがハリネズミを食べることがあり、ワシミミズクやイヌワシがハリネズミを狩るおもな鳥です。ハリネズミは1860年代から1890年代に船でニュージーランドへ運ばれ、そこで外来種として広がってしまいました。
おもしろ豆知識
- おとなのハリネズミには約5,000〜7,000本のとげがあり、こわいときはとげとげのボールのように丸くなります。
- ハリネズミには、最大約6,000本の針があります。
- 体重は、夏の約500グラムから秋の1キログラム以上まで変わります。
- ノース・ロナルドセー島とオルダニー島のハリネズミの約4分の1は、黒い目をしたうすい金色のハリネズミです。
- ニュージーランドではハリネズミがとても増えたので、昔は鼻1つにつき1シリングのほうびがはらわれたこともありました。
地球儀では
地球儀では、ナミハリネズミはヨーロッパの西部と中部の森や庭にいます。とげとげのせなかをさがしてみましょう。
クイズタイム
ナミハリネズミとイノシシ、重いのはどっち?
答えを見る
答え:イノシシ(1 kg 対 80 kg) イノシシ →
似ている仲間
参考資料
更新: 2026-10-14





