フェネック
Fennec fox

フェネックは最も小さなキツネで、体重は1〜1.5kgほどです。大きな耳で熱を逃がし、獲物の音を聞き取ります。淡い砂色の毛が日差しを反射し、昼は巣穴で休みます。砂漠の夜の寒さにも耐え、昆虫や小動物を食べます。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- 雑食
- 体重
- 約1.1 kg
- 体長
- 約0.6 m
- 最高速度
- 約32 km/h
- 寿命
- 最長 約14年
- 保全状況
- 低懸念 (IUCN LC)
- すむ環境
- 砂漠
すぐわかる答え
フェネックはどこにすんでいますか?
砂漠にすんでいます。
フェネックはどのくらいの大きさですか?
大きくなると0.6 m、1.1 kgほどになります。
フェネックは何を食べますか?
食べ物:雑食。
フェネックはどのくらい速いですか?
最高で約32 km/hの速さが出せます。
フェネックはどのくらい生きますか?
最長で約14年生きます。
フェネックは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「低懸念」(LC)です。
フェネックは、イヌの仲間でいちばん小さな動物で、北アフリカの砂漠にすむ小さなキツネです。モロッコやモーリタニアから、スーダン北部、エジプト、シナイ半島まで、サハラ砂漠のあちこちにすんでいます。いちばんの特ちょうは巨大な耳で、体にくらべた耳の大きさはイヌの仲間でいちばんです。耳は体の熱をにがしたり、地下のえものの音を聞いたりするのに役立ちます。
砂の色の毛は、昼は日光をはね返し、夜は体をあたためます。鼻は黒く、しっぽの先も黒いです。毛の生えた足のうらが、熱い砂から足を守ります。メスの体長は34.5〜39.5センチメートル、体重は1〜1.9キログラムです。じん臓は水をむだにしないようになっています。虫や小さなネズミ、トカゲ、鳥やたまご、果物や根っこを食べます。野生では約10年、飼育されると最大14年生きます。
砂の中の巣穴
フェネックはおもに夜に活動します。そうすることでサハラの暑さをさけ、体の水分を失わずにすみます。砂に巣穴をほります。かたい土では、巣穴は最大120平方メートルにもなり、入り口が15もあることがあり、ちがう家族が巣穴をつなげることもあります。やわらかい砂では、入り口が1つ、部屋が1つのかんたんな巣穴です。小さな砂丘や、まばらな草やスゲ、低い木が生えた、木のない広い砂地にすんでいます。
食べ物と生きのびる工夫
フェネックはひとりで狩りをし、砂をほって小さな動物や虫をとります。水分のほとんどはえものからとり、飲めるときには水を飲みます。えものをあとのためにうめておくのが見られたフェネックもいます。子どもはファラオワシミミズクなどのフクロウにねらわれ、大人はジャッカルやシマハイエナにおそわれることがあります。遊牧民たちは、フェネックはとても速く走り、向きを変えるのがとてもうまいので、自分たちのサルーキ犬でもめったにつかまえられないといいます。
家族のくらし
フェネックは一生同じ相手とつがいになります。メスは50〜52日の妊娠のあと、3月から6月のあいだに1〜4頭の子どもを産みます。子どもは8〜11日で目が開き、61〜70日でお乳を卒業します。お父さんはお母さんを守り、食べ物を運び、両親いっしょに子どもの世話をします。ほえる声、のどを鳴らす声、キャンキャン、キーキーという声で話し合い、子どもは遊ぶのが大好きです。絶滅のおそれはありませんが、観光客に売ったり、めずらしいペットにしたりするためによくわなでつかまえられています。
おもしろ豆知識
- 長さ15cmにもなる大きな耳で体の熱をにがし、砂の下にいるえものの音を聞きます。
- 体の大きさにくらべた耳の大きさは、イヌの仲間でいちばんです。
- イヌの仲間の中でいちばん小さな動物です。
- 足のうらの肉球は毛でおおわれています。
- 一生同じ相手とつがいになります。
地球儀では
このモデルは、カードのように、巨大な耳を持つ砂色の小さなキツネを表しています。巨大な耳を見てみましょう。
クイズタイム
フェネックとヒトコブラクダ、重いのはどっち?
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答え:ヒトコブラクダ(1.1 kg 対 460 kg) ヒトコブラクダ →
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参考資料
更新: 2026-10-14





