コオリウオ
Crocodile icefish

南極の海に暮らすコオリウオの仲間で、脊椎動物では珍しく赤血球とヘモグロビンを持たず、血液が透明です。幽霊のように白く、ワニに似た長く平たい吻を持ちます。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 魚類
- 食べ物
- 魚を食べる
- すむ環境
- 極地
すぐわかる答え
コオリウオはどこにすんでいますか?
南極海の極地にすんでいます。
コオリウオは何を食べますか?
食べ物:魚を食べる。
コオリウオは、「白い血の魚」ともよばれる、南極のまわりの南極海にすむ魚のなかま(コオリウオ科)です。白っぽくてゆうれいのようなすがたで、ワニのような長く平たい鼻先をもっています。少なくとも16種がみとめられています。「ゆうれい魚」とよばれることもあります。
いちばんのひみつは血です。おとなになると、ほとんどの動物で酸素を運ぶ赤いタンパク質「ヘモグロビン」をもたないので、血が無色なのです。このような脊椎動物(背骨のある動物)は、コオリウオだけが知られています。-1.8℃から2℃の冷たい水にすみ、ほとんどは長さ25〜50cmです。
待ちぶせする魚
コオリウオは、ほかの魚や、ときにはオキアミを食べる、待ちぶせ型の捕食者だと考えられています。えものを待つので、食事と食事のあいだを長くあけることができ、自分の体の長さの半分までの魚を飲みこむことができます。おもに南極の大陸だなや、南極海の大西洋側とインド洋側にすんでいます。ある種、チャンプソケファルス・エソックスは、南極前線の北にもすんでいます。
ウェッデル海の子育て場
2021年2月、科学者たちはウェッデル海の海底で、コオリウオのなかま「ネオパゲトプシス・イオナ」の子育ての集団を見つけました。約92平方マイルに、使われている巣が約6000万個あると見積もられました。ほとんどの巣では、1匹のおとなが平均1,735個の卵を守っていました。はたらくタンパク質はなくなっていても、ヘモグロビンの遺伝子のあとは、今もコオリウオの遺伝子の中にのこっています。
おもしろ豆知識
- コオリウオの仲間は、赤血球をもたないことが知られている唯一の脊椎動物で、血がほとんど透明です。
- おとなにはヘモグロビンがないので、血が無色です。
- 2021年に見つかった子育て場には、約6000万個の巣がありました。
- ひとつの巣には、平均1,735個の卵がありました。
- -1.8℃というとても冷たい水にすんでいます。
地球儀では
模型は、南極の近くの氷のように冷たい海を泳いでいます。白っぽい体と、長く平たい鼻先をさがしてみましょう。
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参考資料
更新: 2026-10-14





