チョウチンアンコウ
Deep-sea anglerfish

チョウチンアンコウは光がほとんど届かない深海にすみ、頭の上の釣りざおの先の光る餌で獲物をおびき寄せます。光は発光バクテリアによるものです。オスはずっと小さく、メスに体をくっつける種もいます。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 魚類
- 食べ物
- 肉食
- すむ環境
- 深海
すぐわかる答え
チョウチンアンコウはどこにすんでいますか?
太平洋・大西洋・インド洋・南極海の深海にすんでいます。
チョウチンアンコウは何を食べますか?
食べ物:肉食。
アンコウは、アンコウ目(ロフィイフォルメス)という条鰭類(じょうきるい)の魚です。名前は狩りのしかたから来ていて、頭の上の形の変わったひれのすじが、つりざおのような「ルアー(さそいだし)」になっています。アンコウの仲間は、熱帯から極地まで、浅いところから深海まで、世界じゅうの海にすんでいます。
深海にすむチョウチンアンコウは、ほとんど光のとどかない水の中にすみ、頭の上のさおの先の光るルアーでえものをおびきよせます。その光は光る細菌から来ています。多くの種は海の底やその近くにすんでいて、アンコウ、アカグツ、カエルアンコウ、フサアンコウなどがいます。食べ物として売り買いされるものもいます。
ルアー
ルアーの先は「エスカ(擬餌状体)」、さお全体は「イリシウム(誘引突起)」とよばれます。種によって、食べるえものをおびきよせるためのルアーがちがいます。
深海のチョウチンアンコウには腹びれがなく、浅い海の多くの親せきのように海の底で休むのではなく、水の中をただよっています。英語の名前(アングラーフィッシュ=つり人の魚)も学名も、このつりの技から来ていて、「ロフィイフォルメス」は、とさかのようなルアーのことをさしています。
とても小さなオス
深海のチョウチンアンコウのメスとオスは大きさがまったくちがい、メスは何倍も重くなることがあります。一部の種では、小さなオスがメスにくっつき、さらにはメスの体と一体になってしまいます。科学者たちはこれを「性的寄生」とよんでいます。
親せきのアンコウ(モンクフィッシュ)の中には、その肉のためにとられるものもいて、多くの場所でごちそうとされています。オスとメスの重さのちがいは、何けたにもなることがあります。
おもしろ豆知識
- 種類によっては、小さなオスが、ずっと大きなメスの体にくっついて、そのまま一生離れなくなります。
- 頭の上のルアーは、形の変わったひれのすじです。
- 一部の種では、オスがメスと一体になります。
- ルアーの光は細菌から来ています。
地球儀では
このモデルは、光るルアーを持つ深海のチョウチンアンコウを表しています。口の上の柄の先の光をさがしてみましょう。
似ている仲間
参考資料
更新: 2026-10-14





