ウバザメ
Basking shark

ウバザメは体長が10mほどになり、ジンベエザメに次いで大きな魚です。大きな口を開けてゆっくり泳ぎ、1時間に何千トンもの水からプランクトンをこして食べます。人を襲うことはありません。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 魚類
- 食べ物
- ろ過して食べる
- 体重
- 約4,650 kg
- 体長
- 約7 m
- 保全状況
- 絶滅危惧IB類 (IUCN EN)
- すむ環境
- 外洋, 海岸
すぐわかる答え
ウバザメはどこにすんでいますか?
太平洋・大西洋・インド洋の外洋・海岸にすんでいます。
ウバザメはどのくらいの大きさですか?
大きくなると7 m、4,650 kgほどになります。
ウバザメは何を食べますか?
食べ物:ろ過して食べる。
ウバザメは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧IB類」(EN)です。
ウバザメは、ジンベエザメの次に大きい、今生きているサメであり魚です。ふつうは7〜8.5mになり、9〜11mのものもいます。たしかな記録でいちばん大きかったのは12.27mで、1851年にファンディ湾でニシンのあみにかかりました。世界中の、すずしい海からあたたかい温帯の海までに見られます。
ゆっくり泳いで水をこしとって食べる動物で、ジンベエザメやメガマウスとならび、プランクトンを食べるたった3種のサメのひとつです。名前(英語でbasking shark)は、まるで日光浴(basking)をしているように水面で食事をするようすからきています。はば1mにもなる大きな口と、頭をほとんど一周するえらのすき間をもっています。大きくておそろしい見た目ですが、おとなしく、人間には害がありません。とりすぎで数がへり、いなくなってしまった群れもあります。
あみのようにして食べる
ウバザメは口を開けたまま約2ノットで泳ぎ、黒っぽいブラシのような「さいは」に水を流して、プランクトンをつかまえます。口の中には1列に約100本の小さなかぎ形の歯がありますが、長さはたった5〜6mmで、使われるのはわずかです。食べ物をすいこむのではなく、流れこんでくる水にたよっています。プランクトン、とくにカイアシ類を追いかけて泳ぐので、よく水面で見られます。
長い旅とびっくりな動き
ウバザメは冬眠しません。季節にあわせて移動し、人工衛星のタグで、豊かなプランクトンを求めて何千kmも旅することがわかりました。冬にはよくもっと深く、約900mまでもぐります。大きくてゆっくりですが、水から体ごと飛び出すことができます。寄生虫をふり落とすためか、目立つためかもしれません。肝臓は体重の4分の1になることもあり、うくのを助けていると考えられています。
まちがえられることも
ウバザメはホホジロザメとまちがえられることがありますが、大きく開いた口、長いえらのすき間、小さな目、小さな歯で見分けられます。しっぽのつけねには「キール」とよばれるでっぱりがあり、ヤツメウナギやダルマザメにつけられたと思われるきずあとがよく見られます。くさったウバザメの体は、ストロンゼイの怪物のように、浜にうち上げられたなぞのかたまり「グロブスター」のいちばんありそうな正体です。何百年ものあいだ、ウバザメは肝油や肉やひれのためにとられてきました。
おもしろ豆知識
- 1時間に何百トンもの水をこしとることができます。
- 水から体ごと飛び出すことができます。
- 肝臓は、体重の4分の1になることがあります。
- くさったウバザメが、海の怪物の死体の正体かもしれません。
地球儀では
模型では、カードのとおり、口を大きく開けた巨大なサメが見られます。とても大きな口とえらのすき間に注目してみましょう。
クイズタイム
ウバザメとタイセイヨウクロマグロ、重いのはどっち?
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答え:ウバザメ(4,650 kg 対 240 kg) タイセイヨウクロマグロ →
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参考資料
更新: 2026-10-14





