エンペラータマリン
Emperor tamarin

エンペラータマリン(皇帝タマリン)は長い白い口ひげで知られる小さなサルです。体重は約0.5kgで、アマゾン西部の森で家族の群れで暮らし、果実や昆虫を食べます。群れでは複数の個体が協力して子どもを育てます。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- 雑食
- 体重
- 約0.5 kg
- 体長
- 約0.62 m
- 保全状況
- 低懸念 (IUCN LC)
- すむ環境
- 熱帯雨林
すぐわかる答え
エンペラータマリンはどこにすんでいますか?
熱帯雨林にすんでいます。
エンペラータマリンはどのくらいの大きさですか?
大きくなると0.62 m、0.5 kgほどになります。
エンペラータマリンは何を食べますか?
食べ物:雑食。
エンペラータマリンは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「低懸念」(LC)です。
エンペラータマリンは、アマゾンの熱帯雨林の南西部にすむ小さなサルです。長く白い口ひげが、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の口ひげのように見えることから名づけられたといわれています。ブラジル北部(アクレ州とアマゾナス州)、ペルー東部、ボリビア北部にすんでいます。
毛はほとんど灰色で、胸に黄色っぽいはん点があり、手と足は黒く、しっぽは茶色です。白い口ひげは、両側で肩より外までのびています。体の長さはわずか23〜26センチメートル、しっぽは35〜41.5センチメートル、体重は約500グラムです。足の親指にはひらづめがありますが、ほかの手足の指にはかぎづめがあります。枝にしがみつき、木から木へすばやくとび移り、森の地面に下りてくることはめったにありません。
森のすみか
エンペラータマリンは、おもに低地や低い山の熱帯雨林にすみ、アマゾン地域の森の約40パーセントをしめる二次林にもすんでいます。平均2〜8頭の群れでくらしますが、群れは4頭ほどの少ないものから18頭の多いものまであります。亜種は2つ知られていて、クロアゴエンペラータマリンと、口ひげだけでなく目立つ白いあごひげもあるアゴヒゲエンペラータマリンです。
食べものと友だち
タマリンは、果物や花、木をけずって出す植物のやにや汁、それに昆虫やカエルなどの動物を食べます。よくセマダラタマリンの群れに加わり、1日の最大20パーセントを、いろいろな種がまざった群れで食べてすごします。群れは、いちばん強いメスとそのパートナーがひきいます。力を合わせると、よい食べものを見つけやすくなります。
双子を育てる
メスは約16〜20か月で初めて子どもを産み、妊娠は6か月まで続きます。ほとんどは、食べものが多い雨季に生まれます。双子がよく生まれ、その世話にはたくさんのエネルギーがいります。いちばん強いメスは何頭かのオスと子作りをすることがあるので、オスたちは世話を手伝いやすくなります。メスが食べものをさがすあいだ、オスがよく赤ちゃんを運びます。赤ちゃんにとっていちばん危ないのは5〜15週目で、探検を始めて木の上から落ちることがあるからです。
おもしろ豆知識
- ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世のような、長くて白い口ひげから名づけられたといわれています。
- ドイツ皇帝の口ひげにちなんで名づけられたといわれています。
- 体重は約500グラムしかありません。
- オスがよく双子の赤ちゃんを運びます。
- ほかの種類のタマリンといっしょに食べものをさがします。
地球儀では
このモデルは、カードにあるような、長く白い口ひげのある小さな灰色のサルを表しています。口ひげを見てみましょう。
クイズタイム
エンペラータマリンとノドチャミユビナマケモノ、重いのはどっち?
答えを見る
答え:ノドチャミユビナマケモノ(0.5 kg 対 4.3 kg) ノドチャミユビナマケモノ →
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参考資料
更新: 2026-10-14





