キンイロジャッカル
Golden jackal

キンイロジャッカルは南東ヨーロッパから南アジアまで広く分布する、オオカミに似た小型のイヌ科動物です。果実や小動物、死肉まで食べる雑食性で、たいてい番いで狩りをします。夕暮れには遠吠えで互いに知らせ合います。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- 雑食
- 体重
- 約10 kg
- 保全状況
- 低懸念 (IUCN LC)
- すむ環境
- 草原, 森林, 湿地
すぐわかる答え
キンイロジャッカルはどこにすんでいますか?
草原・森林・湿地にすんでいます。
キンイロジャッカルはどのくらいの大きさですか?
大きくなると10 kgほどになります。
キンイロジャッカルは何を食べますか?
食べ物:雑食。
キンイロジャッカルは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「低懸念」(LC)です。
キンイロジャッカルは、ユーラシアじゅうにすむ、オオカミのようなイヌ科の動物です。毛は、夏のうすいクリーム色がかった黄色から、冬のこい黄かっ色がかったベージュまであります。アラビアオオカミより小さく、足としっぽが短く、体が長く、鼻先がもっと細くとがっています。広い地域にいて、食べものとかくれ場所が多いところではふつうに見られるので、IUCNは「低懸念」にしています。
名前に「ジャッカル」とありますが、アフリカのセグロジャッカルやヨコスジジャッカルとは近い親せきではありません。オオカミやコヨーテのほうが近い仲間です。社会の基本は、子どもを作るペアとその子どもたちです。ヨーロッパ南東部から、フランスまでのヨーロッパ中部へ、そしてオオカミがほとんどいない北東へと広がっています。
何を食べるの?
キンイロジャッカルはとても適応力があり、果物や昆虫から小さなひづめのある動物まで、いろいろな食べものを利用できます。ニワトリなどの家きんや、スイギュウの子どもくらいの大きさまでの家畜もおそいます。谷や、川、運河、湖、海岸のそばによくいて、山のふもとや低い山には少なくなります。食べものをきそい合う相手には、アカギツネ、ステップのオオカミ、何種類かの野生のネコがいます。
どこから来たの?
遺伝子の研究から、キンイロジャッカルは約2万年前にインドから広がったと考えられています。いちばん古い化石はレバノンのベイルート近くの岩かげで見つかった7,600年前のもので、ヨーロッパでいちばん古いものはギリシャで見つかった7,000年前のものです。亜種は6つあります。ジャッカルはハイイロオオカミとのあいだに子どもを作れる子どもを産むことができます。ロシアでは、「スリモフ犬」とよばれるジャッカルとイヌの雑種が、モスクワ近くのシェレメーチエヴォ空港でにおいをかぎ分ける仕事をしています。英語の「ジャッカル」という言葉は1600年ごろにあらわれ、トルコ語の「チャカル」から来ています。
おもしろ豆知識
- 2015年、DNAを調べた結果、アフリカの「キンイロジャッカル」はアフリカンゴールデンウルフという別の種だとわかりました。
- 英語の「ジャッカル」という言葉は、ペルシャ語の「シャガール」からトルコ語を通って来ました。
- ジャッカルとイヌの雑種が、モスクワの空港で探知犬としてはたらいています。
- フランスまで、ヨーロッパじゅうに広がっています。
地球儀では
キンイロジャッカルのおもちゃのモデルは、ルーマニアとヨーロッパ南東部に立っています。オオカミのような形と金色の毛をさがしてみましょう。
クイズタイム
キンイロジャッカルとヨーロッパヤマネコ、重いのはどっち?
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答え:キンイロジャッカル(10 kg 対 5 kg) ヨーロッパヤマネコ →
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参考資料
更新: 2026-10-14





