シシオザル
Lion-tailed macaque

インドの西ガーツ山脈の熱帯雨林にだけすむ黒いサル。顔を囲む銀灰色のたてがみと、先に房のある尾がライオンに似ています。森の減少で絶滅の危機にあります。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- 雑食
- 保全状況
- 絶滅危惧IB類 (IUCN EN)
- すむ環境
- 熱帯雨林
すぐわかる答え
シシオザルはどこにすんでいますか?
熱帯雨林にすんでいます。
シシオザルは何を食べますか?
食べ物:雑食。
シシオザルは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧IB類」(EN)です。
シシオザル(Macaca silenus)は、インド南部の西ガーツ山脈だけにすむ、旧世界ザル(アジアやアフリカのサル)です。黒い毛におおわれ、顔のまわりに目立つ灰色か銀色のたてがみがあり、おとなの顔は毛がなく黒いです。「ワンデルー」とよばれることもあります。
おどろいたことに、名前(ライオンのしっぽのサル)は、たてがみではなくしっぽからきています。しっぽは長くて細く、先にライオンのようなふさがあります。マカクのなかまの中では小さいほうで、頭と体の長さは42〜61cm、体重は2〜10kgです。すみかの森がへりつづけているので、絶滅危惧種になっています。
熱帯雨林の天井でのくらし
シシオザルは熱帯雨林にすむサルで、よく常緑樹の森のいちばん上の天井の部分で見られます。昼だけ活動し、1日の約半分を食べ物さがしに、のこりの半分を休んだり新しい食べ場所をさがしたりしてすごします。
ほかのマカクと同じく、食べ物をためておく深いほおぶくろをもっています。ふつう10〜20頭の群れでくらし、メスがたくさんいて、オスは1〜3頭だけです。
ことばを使わない会話
シシオザルは、大きなさけび声と歯をむき出しにすることで、なわばりを守ります。ほかにも、なかよしのあいさつとしてくちびるを鳴らしたり、ライバルをおどかすために枝をゆらしたり、強さをしめすためにしかめっつらであくびをしたりします。
ほかのマカクよりも人をさけようとしますが、森がなくなったことで、人と出会ったりもめたりすることがふえています。
おもしろ豆知識
- 黒い顔のまわりを銀白色のたてがみがかこみ、しっぽの先にはライオンのような毛のふさがあります。
- 名前は、たてがみではなく、しっぽのふさからきています。
- 赤ちゃんの顔はピンク色で、生まれて約2か月でたてがみが生えてきます。
- ドイツ語の名前「バルトアッフェ」は「ひげのサル」という意味です。
- インド南部の西ガーツ山脈だけにすんでいます。
地球儀では
模型では、西ガーツ山脈の熱帯雨林にいる、銀色のたてがみをもつ黒いシシオザルが見られます。
似ている仲間
参考資料
更新: 2026-10-14





