ナマケグマ
Sloth bear

ナマケグマは、インド、ネパール、パキスタン、スリランカにすむ、もじゃもじゃした黒いクマで、長く白っぽいつめと、胸に白いV字か三日月のもようがあります。昔の科学者たちがナマケモノの一種だと考えたので「ナマケグマ」とよばれていますが、のちにクマに分類し直されました。長さは約150〜190センチメートルです。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- 雑食
- 体重
- 約95 kg
- 体長
- 約1.6 m
- 保全状況
- 絶滅危惧II類 (IUCN VU)
- すむ環境
- 森林, 草原
すぐわかる答え
ナマケグマはどこにすんでいますか?
森林・草原にすんでいます。
ナマケグマはどのくらいの大きさですか?
大きくなると1.6 m、95 kgほどになります。
ナマケグマは何を食べますか?
食べ物:雑食。
ナマケグマは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧II類」(VU)です。
インドとスリランカの森にすむ黒い長毛のクマで、長い白い爪と胸のV字模様が特徴。シロアリを吸い込んで食べ、子を背中に乗せて運びます。
アリやシロアリを食べることを得意とし、果物やはちみつも食べます。虫をすいこむための長い下くちびると口の天井を持っていて、おもにすみかがなくなっているせいで、IUCNは「危急種」にしています。メルルスス属のただ1種類の動物です。
シロアリをすいこむクマ
ナマケグマは、長く曲がったつめでシロアリの塚をほり、くちびると、上の前歯がぬけたすき間から虫をすい出します。おもに雑食で、どちらかといえば植物をよく食べ、果物、はちみつ、昆虫を食べ、ときどき小さな動物や死がいも食べます。虫を食べるほかのほ乳類と共通する特ちょうを持っていて、これは「収れん進化」の例です。
家族のくらしとこまりごと
ナマケグマは春から夏のはじめに子どもを作り、冬のはじめごろに出産します。母親は子グマを背中にのせて運びます。すみかの多くを失い、昔は食べものや、つめや骨などの品物のために人にかられました。また、人になれさせられて、おどる見せものとして使われました。『ジャングル・ブック』のバルーは、このクマがもとになっています。
おもしろ豆知識
- 前歯が2本ないすき間から、シロアリをそうじ機のように吸いこみます。
- そうじ機のようにシロアリをすいこみます。
- 母親は子グマを背中にのせて運びます。
- 『ジャングル・ブック』のバルーはナマケグマです。
- かつてナマケモノとまちがえられていました。
地球儀では
このおもちゃのモデルは、インド中部(マディヤ・プラデーシュ州)の森にいるナマケグマを表しています。
クイズタイム
ナマケグマとベンガルトラ、重いのはどっち?
答えを見る
答え:ベンガルトラ(95 kg 対 180 kg) ベンガルトラ →
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参考資料
更新: 2026-10-14





