マゼランペンギン
Magellanic penguin

マゼランペンギン(学名スフェニスクス・マゲラニクス)は、アルゼンチン、チリ、フォークランド諸島のパタゴニアの海岸で子育てをする、南アメリカのペンギンです。北のブラジルやウルグアイへわたるものもいて、道にまよった鳥がオーストラリアやニュージーランドのような遠くであらわれたこともあります。スフェニスクス属の、帯のもようのあるペンギンの中でいちばん数が多い種です。1520年にこの鳥を見たポルトガルの探検家フェルディナンド・マゼランにちなんで名づけられました。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 鳥類
- 食べ物
- 魚を食べる
- 体重
- 約4.6 kg
- 体長
- 約0.7 m
- 寿命
- 最長 約30年
- 保全状況
- 低懸念 (IUCN LC)
- すむ環境
- 海岸
すぐわかる答え
マゼランペンギンはどこにすんでいますか?
大西洋・太平洋の海岸にすんでいます。
マゼランペンギンはどのくらいの大きさですか?
大きくなると0.7 m、4.6 kgほどになります。
マゼランペンギンは何を食べますか?
食べ物:魚を食べる。
マゼランペンギンはどのくらい生きますか?
最長で約30年生きます。
マゼランペンギンは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「低懸念」(LC)です。
胸に2本の黒い帯がある南米のペンギンです。地面に巣穴を掘って繁殖し、パタゴニアの海岸に大きな群れをつくります。
背の高さは61〜76センチメートル、体重は2.7〜6.5キログラムです。大人はせなかが黒く、おなかは白く、頭と胸のあいだに2本の黒い帯があり、下の帯は上下さかさまの馬てい形をしています。IUCNは「低懸念」としていますが、数はへってきています。野生の鳥は最大約25年生きることがあります。
魚とりともぐり
マゼランペンギンはグループで狩りをします。アルゼンチン・アンチョビやトウゴロウイワシのような小さな魚、それにコウイカ、イカ、オキアミ、コシオリエビを食べます。クラゲはたまたま飲みこむのではなく、わざとさがして食べていることがわかりました。大人はかたいつばさをひれのように使ってよく20〜50メートルもぐり、海水といっしょに飲みこんだ塩は、とくべつなせん(塩類腺)が取りのぞきます。
大西洋には広い大陸だながあるので、集団の場所から遠くはなれたところまで食べ物をさがしに行くことができ、ガラパゴスペンギンより食べ物を安定して手に入れられます。
集団とひな
子育ての季節は9月に始まり、大人たちはアルゼンチン、チリ南部、フォークランド諸島の海岸の大きな集団の場所にやってきて、2月から3月まで続きます。いちばん大きな集団のひとつは、プンタ・トンボにあります。巣は100平方メートルあたり約20個あり、しげみの下や巣穴の中に作られます。
たまごは2個産まれ、10〜15日交代で39〜42日間あたためられます。両親がいっしょにひなの世話をし、2〜3日ごとにえさをあげます。子育てに成功した鳥は、ひと季節に平均約0.7羽のひなを育てます。若い鳥のせなかは灰色がかった青色で足にはまだらがあり、10歳くらいで足が真っ黒になります。
危険
アルゼンチンの沖では、油の流出で毎年大人約2万羽と若い鳥約2万2,000羽のペンギンが死んでいて、海に油をすてる船が、とくにマゼラン海峡で問題を大きくしています。陸ではピューマがおもな天敵で、アシカやオオフルマカモメ、ヒョウアザラシがひなをおそいます。
気候変動で魚が遠くへ行ってしまったので、40キロメートルも遠くまで泳ぐペンギンもいて、そのあいだ相手は巣で待っています。ディー・ボアズマが追跡したある集団は、22年間で20パーセント以上へって、子育てをするつがいが20万組になりました。大雨がふえたことも、まだ水をはじく羽のないひなを死なせています。
おもしろ豆知識
- 1520年にこの鳥を見つけたフェルディナンド・マゼランにちなんで名づけられました。
- クラゲは、わざとねらって食べる食べ物です。
- 水をはじく羽のないひなは、はげしいあらしで寒さのために死んでしまうことがあります。
- キャプテン・イオという名前のマゼランペンギンは、サンフランシスコ動物園で40歳まで生き、2022年に死にました。
地球儀では
このモデルは、パタゴニアの海岸にいる、胸に2本の黒い帯があるマゼランペンギンを表しています。
クイズタイム
マゼランペンギンとレア、重いのはどっち?
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答え:レア(4.6 kg 対 25 kg) レア →
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参考資料
更新: 2026-10-14





