シロイワヤギ
Mountain goat

シロイワヤギは北米西部の高山に住む白い毛のヤギの仲間です。短い黒い角とあごひげをもち、割れたひづめでほぼ垂直の崖も登ります。厚い二重の毛が厳しい寒さと風を防ぎます。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- 草食
- 保全状況
- 低懸念 (IUCN LC)
- すむ環境
- 山地
すぐわかる答え
シロイワヤギはどこにすんでいますか?
山地にすんでいます。
シロイワヤギは何を食べますか?
食べ物:草食。
シロイワヤギは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「低懸念」(LC)です。
シロイワヤギは、北アメリカ西部の高い山にすむ、白い毛の登山家です。足どりがしっかりしていて、切り立った岩はだ、ほとんど垂直のがけ、氷のついた岩だなでよく見られます。「低懸念」とされています。
名前に「ヤギ」とありますが、本当のヤギではありません。いちばん近い親せきは、ヨーロッパのシャモア、ゴーラル、ターキン、カモシカなど、ほかの「ヤギレイヨウ」の仲間です。二つに分かれたひづめと強い足で、切り立った岩はだもしっかり登れます。けわしい場所から遠くはなれることはめったになく、季節によって食べものが足りなくなるとき以外は、低い場所をさけます。
どうしてがけを登れるの?
二つに分かれたひづめがけわしい岩をつかみ、ふだんは高いところにいます。がけの高いところでくらすことが、アメリカクロクマやヒグマ、ピューマ、オオカミなどの敵からのおもな身の守り方です。ふつうは、食べものが足りないときや、天気がとくに悪いときだけ下りてきます。厚い白い毛のおかげで、寒くて風の強い山にたえられます。もじゃもじゃのあごひげと短い黒い角は、このめずらしい動物を見つけるわかりやすい手がかりです。
本当のヤギの遠い親せき
シロイワヤギは、ヒツジ、本当のヤギ、ジャコウウシとともに、ウシ科のヤギ亜科に入ります。科学者たちは、約750万〜800万年前に親せきと分かれたと考えていて、その祖先はたぶんチベット・モンゴル地域からベーリング海峡をわたって広がりました。とても高いところまで登り、人から遠くはなれてくらすので、シロイワヤギは、動物が危険に合わせてどう体を変えてきたかをしめす、とてもよい例のひとつです。
おもしろ豆知識
- 名前とはちがって本当のヤギではなく、近い親類にはシャモアなどがいます。
- シロイワヤギは、本当のヤギの属であるカプラ属には入りません。
- 「ロッキーマウンテンゴート」ともよばれます。
- いちばん近い親せきには、シャモアがいます。
地球儀では
このモデルは、けわしい岩の上の、短い黒い角とあごひげを持つ白いシロイワヤギを表しています。
似ている仲間
参考資料
更新: 2026-10-14





