ショウジョウガニ
Sally Lightfoot crab

幼いうちは黒っぽいが、成長すると鮮やかな赤橙色になる岩場のカニで、波しぶきのかかる岩を素早く動き回る。藻類を食べ、ウミイグアナの寄生虫も取る。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 甲殻類
- 食べ物
- 雑食
- すむ環境
- 海岸
すぐわかる答え
ショウジョウガニはどこにすんでいますか?
太平洋・大西洋の海岸にすんでいます。
ショウジョウガニは何を食べますか?
食べ物:雑食。
ショウジョウガニ(サリー・ライトフット・クラブ)は、「赤い岩のカニ」ともよばれ、南北アメリカの太平洋岸でもっともよく見られるカニのひとつです。8cmより少し長い平たくて丸いこうら、5対の足、2つの小さなかくばったはさみをもっています。子どものカニは黒っぽいですが、おとなはあざやかな赤オレンジ色、まだらの茶色、ピンク、黄色などになります。
このカニは、波しぶきがとどくすぐ上の、海のふちの岩の上で、強くあれた波のある場所にすんでいます。メキシコ、中央アメリカ、南アメリカ北部の太平洋岸や、ガラパゴス諸島のような島々、そして南アメリカの大西洋岸にもすんでいます。おもに藻を食べます。
すばやい足どり
ショウジョウガニは、はばの広い平たい足の先で歩き、とてもすばやく動きます。岩から岩へジャンプできるほど身軽なので、つかまえるのがむずかしいです。子どものカニは黒かこげ茶色で、黒い溶岩の上で身をかくせますが、おとなはよく赤やオレンジ色になります。チャールズ・ダーウィンは、ビーグル号の航海でこのカニを集め、作家ジョン・スタインベックは、そのかがやく色をえがきました。
いろいろな食べ物
おもな食べ物は藻ですが、ほかの植物、カイメン、二枚貝、ほかの甲殻類、魚、鳥の卵やふん、死んだ動物、そしてときにはウミガメの子どもも食べます。食べ物が少ないときは、ほかのカニを食べることもあります。ガラパゴスでは、カニがウミイグアナからダニをとるようすが見られていて、これはおたがいに助け合う「掃除」の関係です。タコやウツボのなかまがこのカニを狩ります。漁師たちはつりのえさとして使います。
おもしろ豆知識
- 若いカニは黒い溶岩の岩にかくれるように黒っぽい色をしていて、おとなになるとあざやかな赤オレンジ色になります。
- おとなはあざやかな赤やオレンジ色になりますが、子どもは黒い溶岩の上でかくれるために黒っぽい色です。
- ガラパゴスでは、ショウジョウガニがウミイグアナのダニをとってそうじします。
- 岩から岩へジャンプでき、つかまえるのがむずかしいです。
地球儀では
地球儀では、ガラパゴスや、太平洋や大西洋のほかの海岸の岩場にいるカニが見られます。黒っぽい岩の上の赤オレンジ色のこうらをさがしてみましょう。
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参考資料
更新: 2026-10-14





