ノコギリエイ
Sawfish

サメに似ていますがエイの仲間で、のこぎり状に歯の並んだ長い吻が体長の4分の1ほどもあります。この「のこぎり」を左右に振って魚を打ち、気絶させて食べます。現在は絶滅の危機にあります。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 魚類
- 食べ物
- 魚を食べる
- 保全状況
- 絶滅危惧IA類 (IUCN CR)
- すむ環境
- 海岸, 川・湖
すぐわかる答え
ノコギリエイはどこにすんでいますか?
大西洋・太平洋・インド洋の海岸・川・湖にすんでいます。
ノコギリエイは何を食べますか?
食べ物:魚を食べる。
ノコギリエイは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧IA類」(CR)です。
ノコギリエイはサメのように見えますが、とても大きなエイのなかまです。いちばん有名な特ちょうは、両側にするどい歯がならんだ、ノコギリのような長くて平たい鼻先です。ノコギリは体の長さの約4分の1にもなります。7〜7.6mになるノコギリエイもいて、いちばん大きな魚のなかまに入ります。
ノコギリエイは、あたたかい海岸の水、河口、それに淡水の川や湖にまですんでいます。昔はよく見られましたが、数が大きくへり、5種すべてが「深刻な危機」にある絶滅危惧種です。最後の大切なすみかは、オーストラリア北部とフロリダです。いくつかの国で保護されていて、2007年からは国どうしの取り引きも制限されています。
ノコギリは何に使うの?
ノコギリエイは海の底の近くをゆっくり泳ぎ、ノコギリを使って、どろの中の魚や甲殻類をさがします。えものの動きや心臓の鼓動を感じとるのです。魚の群れを見つけると、ノコギリを左右にふって、気絶させたりけがをさせたりします。歯のある鼻先のせいで食べ物をかむことができないので、小さなえものしか飲みこめません。ふだんは人間に害はありませんが、つかまったノコギリエイが身を守ろうとすると、ノコギリで人に大けがをさせることがあります。
どうしてこまっているの?
ノコギリエイはゆっくりふえ、メスは生きた子どもを産みます。あみにまちがってかかったり、ひれや、伝統的な薬に使われるノコギリのために狩られたりして、海岸のすみかもうしなっています。法律で守られている場所では、まちがってつかまったノコギリエイは放さなければなりません。人々は何千年もノコギリエイを狩ってきて、この動物は世界中の神話や信仰の言い伝えにも登場します。
おもしろ豆知識
- サメのような体をしていますが、ノコギリエイはエイの仲間です。
- ノコギリは、ノコギリエイの体の長さの約4分の1になることがあります。
- サメのような形ですが、ノコギリエイはエイのなかまです。
- よく似たノコギリザメとまちがえやすいですが、ノコギリザメは別のグループです。
- ノコギリエイは、おもに夜に活動しているのかもしれません。
地球儀では
おもちゃの模型では、海岸や川の水の中にいる、歯のならんだ長いノコギリをもつノコギリエイが見られます。
似ている仲間
参考資料
更新: 2026-10-14





