ヤク
Wild yak

地面に届きそうな長い毛をまとった野生のヤクは、標高5,000mを超えるチベット高原でもたくましく暮らします。大きな肺と心臓で薄い空気を上手に使い、オスは体重が1トン近くになることもあります。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- 草食
- 寿命
- 最長 約25年
- 保全状況
- 絶滅危惧II類 (IUCN VU)
- すむ環境
- 山地, 草原
すぐわかる答え
ヤクはどこにすんでいますか?
山地・草原にすんでいます。
ヤクは何を食べますか?
食べ物:草食。
ヤクはどのくらい生きますか?
最長で約25年生きます。
ヤクは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧II類」(VU)です。
野生のヤクは、ヒマラヤとチベット高原にすむ巨大な野生のウシの仲間で、家畜のヤクの祖先です。どっしりと大きな体、強い脚、長くぼさぼさした毛を持っています。大人の肩の高さは160〜205センチメートル、体重は0.5〜1.2トンです。
毛はふつう黒かこい茶色で、鼻づらは灰色です。めずらしい金色がかった茶色のヤクもいて、中国には野生の金色のヤクが約170頭いると見積もられています。野生のヤクは「危急種」とされています。今生きているウシの仲間の中でもとくに大きな種で、そのすみかは地球でもっとも高い場所のひとつです。
寒さのための体
オスもメスも、胸、わき腹、太ももに長い毛と、こいもこもこの下毛があります。オスでは毛が地面までとどく長い「スカート」のようになり、寒さから体を守るのに役立っています。
しもやけにならないように、お乳の出るところや体の大切な部分まで小さく、毛でおおわれています。大きな肺と大きな心臓のおかげで、標高5,000メートル以上のうすい空気でもうまく使えます。メスの体重はオスの約3分の1しかなく、オスのほうがずっと重いです。
家畜のヤク
野生のヤクから生まれた家畜のヤクは、今もヒマラヤやチベットじゅうで荷物を運び、お乳を出しています。野生のものより少し小さいです。
科学者たちは、ヤクは100万〜500万年前にウシの祖先から分かれたと考えていて、いちばん近い親せきはバイソンです。野生のヤクは昔、バイカル湖の東、シベリア南部までいました。
おもしろ豆知識
- 野生のヤクから生まれた家畜のヤクは、今もヒマラヤやチベットで荷物を運んだり、乳を出したりしています。
- オスには、地面までとどく毛のスカートがあることがあります。
- めずらしい野生の金色のヤクがいます。
- いちばん近い親せきはバイソンです。
地球儀では
このモデルは、チベットのチャンタン高原にいる、ぼさぼさの黒い野生のヤクを表しています。
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参考資料
更新: 2026-10-14





