My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

ナーガ

Naga

ナーガ
写真: satori.corvus, CC BY 3.0 · 出典

伝説:タイやラオスの人々がメコン川にすむと信じる大蛇の神「ナーガ(パヤー・ナーク)」。仏教ではお釈迦さまを守った守護者とされ、寺の階段の手すりには頭がいくつもあるナーガが彫られている。毎年10月ごろ、雨安居明け(オークパンサー)の夜には、ノーンカーイ周辺のメコン川から赤い火の玉が昇るという「ナーガの火の玉」を見ようと大勢の人が川辺に集まる。

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ひと目でわかる

国
タイ
種類
伝説の生き物

すぐわかる答え

ナーガはどこにありますか?

タイにあります。

ナーガの火の玉(「メコンの光」ともよばれます)は、タイとラオスのメコン川から立ちのぼり、空中へとび上がるといわれている、赤く光る玉です。地元の人たちは、これを仏教やヒンドゥー教の物語に出てくる巨大なヘビ、ナーガ(パヤー・ナーク)と結びつけています。ふつうは、10月の終わりの仏教の雨安居(うあんご)の終わりをしるす「オークパンサー」の夜のころに報告されます。

見た人たちは、玉は赤っぽく、小さな火花からバスケットボールくらいの大きさまであり、200メートルほどのぼってから消えるといいます。1980年代の半ばまでは、地元の人たちはこれを「幽霊の光」とよんでいましたが、そのころ地元の議会が正式にナーガにちなんだ名前に変えました。このページでは、人びとが見たといっていることと、調査からわかったことを分けて説明します。

伝説

東南アジアの言い伝えでは、ナーガはヘビのような水の生き物で、力の強い精霊です。メコン川の話では、大きなナーガが川にすんでいて、光を送り上げるといわれています。報告はおもに、タイのポンピサイの近くを中心にした約250キロメートルの川の区間からのもので、毎年「パヤナーク祭り」のあいだ、大勢の人が見に集まります。

調査でわかったこと

説明については議論があります。2002年のテレビのドキュメンタリーでは、ラオス側の岸で兵士たちが曳光弾(えいこうだん)を空へうっているところが映され、映像を調べたタイの生物学者は、信号弾でこの光を作れると結論づけました。科学者たちは、自然に燃えるガスだという考えを否定しています。そうした火の玉なら、あのスピードでは火がついたままにならないからです。2021年のラオスの調査では、その夜だれかが武器をうったあとは見つからず、なぞはまだとけていません。

おもしろ豆知識

  • 火の玉は、1980年代の半ばまで「幽霊の光」とよばれていました。
  • ふつう、仏教の雨安居の終わり、オークパンサーのころに報告されます。
  • 報告は、メコン川の約250キロメートルの区間から来ています。

地球儀では

タイとラオスの国境のメコン川をさがしてみましょう。

地球儀で近くにあるもの

参考資料

更新: 2026-10-14