デュコール・ホテル
Ducor Hotel

デュコール・ホテルは、リベリアの首都モンロビアにある、今は使われていない高級ホテルです。1960年につくられ、街でいちばん高い場所であるデュコールの丘に立っています。そこからは、大西洋、セントポール川、モンロビアのウェスト・ポイント地区が見わたせます。おもなビジネス街の、ブロード通りのつきあたりにあります。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- リベリア
- 完成
- 1960年
すぐわかる答え
デュコール・ホテルはどこにありますか?
リベリアにあります。
デュコール・ホテルはいつ完成しましたか?
1960年に完成しました。
1960年開業当時はアフリカ屈指の高級ホテルでしたが、内戦後は廃墟となり、モンロビアの丘の上から街と海を見下ろしています。
オープンしたとき、リベリアで最初の国際的なクラスのホテルで、何年ものあいだ、アフリカ全体でも数少ない5つ星ホテルのひとつでした。長い戦争と放置のせいでいたんでしまい、今ではがれきのようになっていますが、街の多くの人が遠くからでもそれとわかります。内戦の前の希望にあふれた時代を思い出させる、モンロビアのランドマークでありつづけています。
はなやかなオープン
ホテルは、イスラエルの実業家モシェ・メイヤーが設計して建て、1960年に120の部屋でオープンしました。オープンの式は国際的なイベントで、ギニアのセク・トゥーレ大統領やイスラエルのゴルダ・メイア外務大臣などが出席しました。1962年4月にインターコンチネンタル・ホテルズが運営をひきつぎ、「デュコール・インターコンチネンタル」と名前をかえました。110の部屋と、もっと大きな会議の設備をもつ新しい棟が1963年に完成しました。
有名なお客さんと設備
デュコールでは、アフリカのリーダーたちの大切な会議が開かれました。プール、テニスコート、フランス料理のレストランがあり、コートジボワールやガーナからの観光客や、アメリカ、ヨーロッパ、アジアからの専門家たちに人気でした。コートジボワールのウフェ=ボワニ大統領はこのホテルをとても気に入り、メイヤーにアビジャンにも似たホテル「ホテル・イヴォワール」を建ててほしいとたのみました。イディ・アミンは、銃を持ったままプールで泳いだといわれています。
戦争と廃墟
インターコンチネンタルは1987年にホテルの運営をやめ、ホテルは1989年にとじました。それは、チャールズ・テーラーがひきいたクーデターで第一次リベリア内戦が始まるすぐ前のことでした。建物は戦いや略奪でひどくこわれ、家をなくしたモンロビアのスラムの家族たちが、からっぽの部屋にすみつきました。2007年、司法省がすみついていた人たちを立ちのかせました。2008年のリビアとの賃貸の契約で2010年にかたづけの工事がおこなわれましたが、2011年にリベリアがカダフィ政権との関係を切ったあと、改装の計画はとりやめになりました。
おもしろ豆知識
- デュコールは、モンロビアでいちばん高い場所に立っています。
- 1960年のオープンの式には、イスラエルのゴルダ・メイア外務大臣が出席しました。
- アビジャンのホテル・イヴォワールは、コートジボワールの大統領がデュコールを気に入ったあとに建てられました。
- 最初の部屋の数は資料によってちがい、ある説明では8階建てで106室、別の説明ではオープン時120室とされています。
地球儀では
模型では、街と海を見下ろす丘の上のホテルが見られます。背が高くてからっぽの形に注目してみましょう。
クイズタイム
デュコール・ホテルとギザの大ピラミッド、古いのはどっち?
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答え:ギザの大ピラミッド(1960年 対 紀元前2560年) ギザの大ピラミッド →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





