FAST(天眼)電波望遠鏡
FAST (Tianyan) Radio Telescope

貴州省平塘の天然のカルスト盆地に造られた、口径500mの世界最大の単一口径電波望遠鏡。約4,450枚の三角形パネルが球面を作り、縁の6本の塔からのケーブルが皿の上のフィードキャビンを動かす。愛称は「天眼」。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- 中国
- 完成
- 2016年
- 高さ
- 160 m
- 種類
- インフラ
すぐわかる答え
FAST(天眼)電波望遠鏡はどこにありますか?
中国にあります。
FAST(天眼)電波望遠鏡はいつ完成しましたか?
2016年に完成しました。
500メートル球面電波望遠鏡は「FAST(ファスト)」とよばれ、「天眼(天の目)」というニックネームがある、世界でいちばん大きな1枚皿の電波望遠鏡です。中国の貴州省平塘県の、自然のおわん形の谷にあります。皿のさしわたしは500メートルで、約4,450枚の三角形のパネルでおおわれています。アイデアが最初に出されたのは1994年で、政府は2007年7月に計画をみとめました。
FASTは宇宙からの電波をとらえます。工事は2011年に始まり、2016年7月3日に最後のパネルがはめこまれ、2020年1月11日に本格的に動き始めたと発表されました。70メガヘルツから3ギガヘルツまでの電波を聞くことができ、データはオーストラリアとヨーロッパで作られたしくみで保存されています。
どうやってはたらくの?
自然の谷のおかげで、建てる人たちは巨大な穴をほる必要がありませんでした。鋼鉄のケーブルのあみが皿をささえ、2,225台のウインチがパネルを引っぱって形を変え、空のいろいろな場所に向けることができます。一度に使うのは、はば約300メートルの円の部分だけです。皿の約140メートル上には電波を受け取る小屋がつり下げられていて、6本の塔からのびるケーブルで動きます。
発見
FASTは2017年8月に、回転する死んだ星「パルサー」を初めて2つ見つけ、2024年11月までに1,000個以上を見つけました。電波の雑音をへらすため、皿から5キロメートル以内にすんでいた約9,110人がひっこしました。費用は約1億8,000万アメリカドルでした。
費用、人びと、宇宙人の声を聞くこと
望遠鏡の予算は7億元でしたが、場所が遠く、機械を電波の雑音からさえぎる必要があったこともあって、約12億元、およそ1億8,000万アメリカドルかかりました。谷から65人の村がうつされ、近くの何千人もの人もひっこしました。計画を進めたいちばんの力は、科学者の南仁東(なんじんとう)でした。2022年、天文学者たちは人工かもしれない信号を報告しましたが、自然の電波のじゃまかもしれないと注意しました。携帯電話は電波の雑音を出すので、観光客は皿から5キロメートル以内では使えません。
おもしろ豆知識
- 皿の大きさは、サッカー場約30面分です。
- 1,000個以上のパルサーを見つけました。
- 望遠鏡はケーブルでささえられていて、小屋は空中につり下げられています。
- 本格的に工事が始まる3年前の2008年12月に、起工の式典が行われました。
地球儀では
このモデルは、ふちのまわりに塔が立つ、自然のおわんの中の巨大な丸い皿を表しています。上につり下げられた小屋をさがしてみましょう。
クイズタイム
FAST(天眼)電波望遠鏡とタージ・マハル、古いのはどっち?
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答え:タージ・マハル(2016年 対 1653年) タージ・マハル →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





