My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

ハロン湾

Ha Long Bay

ハロン湾
写真: Taewangkorea, CC BY-SA 4.0 · 出典

ハロン湾は、ベトナム北東部クアンニン省にある、トンキン湾に面した湾です。数え方によって約1,600から2,000近くの島や小島が、緑色の水からつき出ています。ほとんどは、てっぺんがジャングルにおおわれたけわしい石灰岩の塔で、中が空どうになって大きなどうくつがあるものもたくさんあります。湾全体の広さは約1,550平方キロメートルです。

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ひと目でわかる

国
ベトナム

すぐわかる答え

ハロン湾はどこにありますか?

ベトナムにあります。

エメラルド色の海に数千の石灰岩の島々がそびえる絶景です。

「ハロン(下龍)」という名前は「くだってきた龍」という意味です。ユネスコは1994年にその美しさで、2000年にはその岩が教えてくれる地球の歴史で、この湾を世界遺産に登録しました。保護区はのちに、近くのカットバ諸島までふくめるように広げられました。今ではハロン湾はベトナムでとくに有名な名所のひとつで、毎年何百万人もの人がおとずれ、たいてい船で島めぐりをします。

島はどうやってできたの?

ここの石灰岩は、約5億年かけてできあがりました。石灰岩は雨水に少しずつとけるので、約2,000万年のあいだに、暖かく雨の多い熱帯の気候が岩をけずり、「カルスト」とよばれる地形を作りました。円すい形の山の集まりや、中にどうくつのあるぽつんと立つ岩の塔です。そのあと海面が上がって塔のあいだの低い土地が水につかり、てっぺんだけが水の上に残りました。中には、島の中のくぼ地に「海洋湖」とよばれる小さな塩水の湖をかかえている島もあります。

どうくつと水上の村

多くの島には、鍾乳石や石筍がいっぱいのどうくつがかくれています。これは、水がしたたって鉱物を残していくうちに、天井やゆかから育つ岩のつららです。いちばん大きいのはダウゴー洞窟(木の杭の洞窟)で、19世紀にやってきたフランス人は「驚きの洞窟」とよびました。人が住んでいる島は約40だけです。約1,600人が、水の上そのものに作られた漁村で、いかだの上の家にくらし、魚をとったり、うかぶいけすで海の幸を育てたりしています。

龍の伝説

ベトナムの伝説によると、昔、敵が船でせめてきたとき、神様たちが国を助けるために龍の家族を送りました。龍たちが宝石やヒスイをはき出すと、それが島になって海に石のかべを作り、敵の船をこわしました。戦いのあと、龍たちはこの場所がとても気に入ってそのまま残り、お母さんの龍がおりてきた場所は「ハロン」と名づけられました。歴史の上でも、ここでは海の戦いがありました。1288年、ベトナムの将軍が、近くの川にかくした木のくいでモンゴルの船団をくいとめたのです。

おもしろ豆知識

  • 名前は「降りてくる竜」という意味です。
  • ハロン湾と近くのカットバ諸島には、島の中にかくれた塩水の湖「海洋湖」が、世界全体のおよそ3分の1あります。
  • ここだけにすむサル、カットバラングールは絶滅寸前で、1960年代から数が約97パーセントもへってしまいました。
  • 湾とカットバ諸島の海では、約1,000種類の魚が記録されています。
  • 島の多くは、そのめずらしい形から名前がつけられました。

地球儀では

このモデルは、ベトナム北部のエメラルド色の海からつき出た、石灰岩の島々と岩の柱の集まりを表しています。ズームして、岩の塔がどれほどけわしく細いか見てみましょう。

地球儀で近くにあるもの

参考資料

更新: 2026-10-13