サンチャゴ要塞(イントラムロス)
Fort Santiago, Intramuros

サンチャゴ要塞は、フィリピンのマニラの城壁にかこまれた旧市街イントラムロスの、パシッグ川の河口にあるスペイン時代の城塞です。スペインの航海者で総督のミゲル・ロペス・デ・レガスピが、新しくつくったマニラの町のために建て始め、今では首都でもっとも大切な歴史的な場所のひとつです。スペインの守護聖人である聖ヤコブ(サンチャゴ)にちなんで名づけられています。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- フィリピン
- 完成
- 1593
- 種類
- 要塞
すぐわかる答え
サンチャゴ要塞(イントラムロス)はどこにありますか?
フィリピンにあります。
スペイン統治時代の城郭都市イントラムロスの要塞で、ホセ・リサールが投獄された場所です。
333年のあいだ、スペイン政府のおもな守りのとりでで、アメリカ大陸やヨーロッパとの交易のための大切なとりででした。メキシコのアカプルコへの「マニラ・ガレオン貿易」はここから始まりました。国の英雄ホセ・リサールは、1896年に処刑される前にこのとりでの牢獄にとらわれていて、今、とりでは博物館と公園になっています。
建てられ、建て直される
この場所には昔、スペイン人が来る前のマニラの支配者ラジャ・マタンダの木のとりでがありました。1571年6月24日に町をつくったあと、スペイン人はヤシの丸太と土で最初のとりでを建てました。その多くは、リマホンがひきいる海賊の攻撃でこわされました。石のとりでは、総督ゴメス・ペレス・ダスマリニャスのもとで、グアダルーペ産の火山性の凝灰岩を使って1590年から1593年にかけて建てられました。1714年にかざりのある門が加えられ、1880年の地震で前の建物がこわれました。
形と守り
とりではほとんど三角形で、まわりの長さは約620mです。壁は高さ6.7m、厚さ2.4mで、川とつながったお堀が町とへだてています。サン・フェルナンドとサン・ミゲルの2つの稜堡が正面を守っています。門の高さは約12mで、中には兵舎、倉庫、礼拝堂、火薬庫がありました。「孤独の聖母の裏門」という小さなかくし門が、川と海へと通じていました。
リサールの最後の道
スペインの支配と第二次世界大戦のあいだ、とりでの牢獄では多くの人が亡くなりました。リサール記念館の博物館には、ホセ・リサールのものだった品物が展示されています。地面にはめこまれた青銅の足あとが、彼の牢屋から処刑の場所までの最後の歩みをたどっています。サンチャゴ要塞は、マニラ大聖堂や昔の総督の宮殿の近くに立っています。
おもしろ豆知識
- 国民的英雄ホセ・リサールは、1896年に処刑される前、ここに閉じこめられていました。
- メキシコのアカプルコへのマニラ・ガレオン貿易は、このとりでから始まりました。
- 最初のとりでは、ヤシの丸太と土でできていました。
- 壁は高さ6.7m、厚さ2.4mです。
- 地面の青銅の足あとが、リサールの最後の歩みをしめしています。
地球儀では
模型では、門と城壁のある、イントラムロスの古い石のとりでが見られます。正面の門をさがしてみましょう。
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





