チバウ文化センター
Jean-Marie Tjibaou Cultural Centre

レンゾ・ピアノが設計したカナク文化のセンターで、伝統的な小屋をもとにした木の肋骨のような「カーズ」10棟が潟湖沿いに並びます。貿易風が抜ける音まで考えて設計されました。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- ニューカレドニア
- 完成
- 1998年
- 高さ
- 28 m
- 種類
- 博物館
すぐわかる答え
チバウ文化センターはどこにありますか?
ニューカレドニアにあります。
チバウ文化センターはいつ完成しましたか?
1998年に完成しました。
チバウ文化センターの高さはどのくらいですか?
高さは約28 mです。
チバウ文化センターは、太平洋にあるニューカレドニアの首都ヌメアから北東へ約8km、細長いティナ半島にあります。1998年6月にオープンし、ニューカレドニアの先住民であるカナックの人々の文化をたたえています。1989年になくなった、カナックの独立運動のリーダー、ジャン=マリー・チバウにちなんで名づけられました。
センターは、イタリアの建築家レンゾ・ピアノが設計しました。尾根の上に250mにわたってカーブしながらのびる配置で、大きさがみんなちがう10の大きな円すい形のパビリオンがあります。これらは、カナックの伝統的な「大きな小屋(グランド・ハット)」からヒントを得ています。センターは、カナックの一部の人々がフランスの支配から独立を求めるべきかどうかという政治的な議論の中でオープンしました。地球儀では、ラグーン(礁湖)ぞいに立つ高い木の形が見られます。
昔の小屋と、新しいデザイン
ピアノは、カナックの建物の伝統と、現代の国際的な建築をまぜ合わせました。背の高い「カーズ(小屋)」は曲がった木のあばら骨のような部材でできていて、巨大な編みかごや小屋のように見えます。あばら骨やすき間は、貿易風が通りぬけるように設計されていて、まわりの景色づくりもカナックのデザインからヒントを得ています。
10のカーズは村のような3つのグループになっていて、それぞれのグループには、カナックの首長たちの「大きな小屋」にあたる高い小屋がひとつあります。いちばん高いものは28mあります。
自分たちらしさのシンボル
チバウは、カナックの人々のことばや芸術をひとつに結ぶ文化センターを思いえがいていました。妻のマリー=クロード・チバウは、カナックの人々にとってこのセンターは、自分たちらしさをみとめてもらうための長いたたかいの成果であり、フランス政府からのつぐないのしるしでもあると言いました。
デザインのコンペは1991年におこなわれ、工事は1993年から1998年まで続きました。
景色の中を歩く
カナックの伝統的な家は、地元の木やかやでつくられたかりのもので、あたたかくしめった気候の中でときどきつくりなおされていました。ピアノのデザインは、景色とつながる建物という考えを大切にしました。
屋根のある通路がカーズどうしを結び、それぞれのまわりには、植物でラグーンとへだてられた景色の中の小道がめぐっています。訪れた人は、地元のならわしのように、カーズのまわりを4分の3ほど歩いてから入口にたどりつきます。2000年代のはじめには、センターには年に約7万人が訪れていました。
おもしろ豆知識
- ロンドンのザ・シャードも設計したレンゾ・ピアノが設計しました。
- センターには、大きさがみんなちがう10の円すい形のパビリオンがあります。
- 尾根にそって250mにわたって配置されています。
- 訪れた人は地元のならわしにしたがって、カーズのまわりをほとんど一周してから入口にたどりつきます。
地球儀では
模型では、ラグーンぞいに立つ、曲がった木でできた背の高い「カーズ」が見られます。風を通すあばら骨のような部材に注目してみましょう。
クイズタイム
チバウ文化センターとサーファーズ・パラダイス、高いのはどっち?
答えを見る
答え:サーファーズ・パラダイス(28 m 対 323 m) サーファーズ・パラダイス →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





