ジェラシュ
Jerash

ジェラシュは、ヨルダン北部、首都アンマンから北へ約48キロメートルにある町です。今の町のとなりには古代都市ゲラサの遺跡があり、中東でもっともよく残っているギリシャとローマの都市のひとつです。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- ヨルダン
- 完成
- 1st–3rd century AD
- 種類
- 古代遺跡
すぐわかる答え
ジェラシュはどこにありますか?
ヨルダンにあります。
列柱に囲まれた楕円形広場や列柱道路、劇場が残る、保存状態の良いローマ時代の都市遺跡です。
見学する人は、柱のならぶ古い通りを歩き、柱にかこまれただ円形の広場を通って、古代の劇場に入ります。とてもたくさんのものが今も立っているので、ジェラシュはよく「中東のポンペイ」というニックネームでよばれます。ギリシャ風の10の都市のグループ「デカポリス」のひとつで、ヨルダンでもっとも多くの人がおとずれる場所のひとつです。2018年には約33万人がおとずれました。
ジェラシュはどれくらい古いの?
人びとはとても早くからここにくらしていました。人がくらしていたいちばん古い証拠は新石器時代の遺跡で、紀元前7500年ごろの人の骨が見つかっています。都市はヘレニズム時代、ローマ時代、ビザンティン時代に栄え、初期のキリスト教の時代にも大切な場所で、教会の建て方がどう発展したかがわかる教会があります。
8世紀の半ばには大きな地震で都市の大部分がこわれ、そのあとの地震でさらにいたみました。十字軍の時代のあとは長いあいだだれもいなくなり、16世紀のはじめにオスマン帝国が治めるようになるまで、記録にふたたび出てくることはありませんでした。
どうして今もこんなによく残っているの?
発掘は1925年に始まり、考古学者たちは少しずつ通りや柱、劇場、神殿をほり出してきました。2011年からの発掘では、マムルーク朝の建物や中期イスラム時代の土器も見つかり、人びとがまたここにくらすようになったことがわかりました。
古代都市は一歩ずつ明らかにされてきて、古い通りや建物の多くを歩いて探検できます。今では、中東の大きな文化イベントのひとつ「ジェラシュ・フェスティバル」に、毎年何万人もの人がやってきます。
おもしろ豆知識
- ローマ時代の通りがよく残っていることから、「東方のポンペイ」と呼ばれています。
- ローマの都市がとてもよく残っているので、ジェラシュは「中東のポンペイ」とよばれています。
- ここで人がくらしていたいちばん古い証拠は、紀元前7500年ごろのものです。
- 2025年、ジェラシュで見つかった集団の墓から、「ユスティニアヌスのペスト」がこの地域まで広がっていたことが確かめられました。
地球儀では
このモデルは、柱のならぶ通り、だ円形の広場、劇場を表しています。長い柱の列をさがしてみましょう。
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





