艋舺龍山寺
Lungshan Temple of Manka

艋舺龍山寺は、「萬華の龍山寺」とも呼ばれる、台湾の台北の萬華区にあるにぎやかな寺院です。中国南東の海岸にある福建省から来た移住者たちが、思いやりで知られる仏教の観音(観世音菩薩)をまつるために1738年に建てました。新しく来た人たちのお祈りの場所であり、集まりの場所でもありました。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- 台湾
- 完成
- 1738年
- 種類
- 宗教建築
すぐわかる答え
艋舺龍山寺はどこにありますか?
台湾にあります。
艋舺龍山寺はいつ完成しましたか?
1738年に完成しました。
1738年創建の台北最古級の寺院で、燕尾形の棟と色鮮やかな龍の装飾が特徴です。
今も近所の人たちがお祈りに来る場所で、台北でもっとも有名な歴史的な建物のひとつです。仏教のお堂のほかに、船乗りを守る媽祖(まそ)や、有名な武将の関羽など、中国の民間の神々の祭壇もあります。くるりとそり上がった燕尾の屋根の棟と、陶磁器のかけらでつくったあざやかな龍のかざりで、まわりの建物の中でもすぐに見つけられます。
名前の由来
名前は、福建省の晋江県にある古い龍山寺から来ています。福建省の晋江、南安、恵安の3つの県から来た移住者たちが、1700年代の初めに艋舺のあたりにやって来ました。彼らはふるさとのその寺院の熱心な信者だったので、台北に新しい集落をつくったとき、ここに分寺を建てて同じ名前をつけました。
何度も建て直される
今見られる寺院は、1738年の建物ではありません。1919年から1924年にかけて建て直されたものです。地震や火事で何度も全部や一部がこわされ、台北の人びとはそのたびに建て直してきました。第二次世界大戦中の1945年5月31日、日本軍がそこに武器をかくしていると伝えられていたので、アメリカの爆撃機が寺院を爆撃しました。本殿と左の回廊がこわされ、たくさんの宝物が失われましたが、戦後修理されました。
ここでのお祈りのしかた
見学者は「龍門」から入って「虎門」から出て、しきいをふまないように気をつけます。お祈りは順番におこないます。まず前殿、次に中央に観音像がある本殿、それから後殿で、それぞれの神さまがちがうことを助けてくれます。よく知られているのは、恋の手助けをお願いする「月下老人」です。お参りする人は、「ポエ(筊杯)」という三日月形の木の板を投げて、神さまに質問もします。
おもしろ豆知識
- 1738年に福建からの移住者が建て、地震や火事、戦争中の爆撃のあとに建て直されてきました。
- 見学者は龍門から入って、虎門から出ます。
- 後殿には、薬の神さま、試験の神さま、恋の神さまがいます。
- 月下老人の祭壇の赤い糸は、無料でもらえます。
- 寺院は、台北メトロの龍山寺駅から歩いてすぐです。
地球儀では
模型では、燕尾の屋根の棟とカラフルな龍のかざりのある寺院が見られます。ズームして、くるりとそり上がった屋根のラインを見てみましょう。
クイズタイム
艋舺龍山寺と景福宮、古いのはどっち?
答えを見る
答え:景福宮(1738年 対 1395年) 景福宮 →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





