My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

マクマード基地

McMurdo Station

マクマード基地
写真: owamux, CC BY 2.0 · 出典

マクマード基地は、南極のロス島にあるアメリカの研究基地です。大陸全体でいちばん大きな基地で、アメリカ国立科学財団が運営するアメリカ南極プログラムのおもな補給の拠点です。基地は、船がたどり着けるいちばん南の場所であるロス島の南のはしの黒い火山岩の上にあり、世界でいちばん南にある活火山エレバス山から約40kmのところにあります。

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ひと目でわかる

国
南極
完成
1956年

すぐわかる答え

マクマード基地はどこにありますか?

南極にあります。

マクマード基地はいつ完成しましたか?

1956年に完成しました。

南極最大の基地で、夏には1000人以上が滞在する米国の研究・補給拠点。背後のオブザベーション・ヒルにはスコット隊の追悼十字架があります。

いそがしい夏のシーズンには、1週間に最大約1,100人がマクマードでくらすこともありますが、暗い冬には約200人かそれより少なくなります。科学者、パイロット、料理人、整備士など、基地を動かし続けるいろいろな働き手がいます。南極点にあるアメリカの基地へ向かう人や荷物は、ふつう飛行機か、氷の上の長い雪の道を通って、まずマクマードを通ります。

歴史

このあたりは1841年にジェームズ・クラーク・ロスが初めて地図にえがき、基地の名前は、軍艦テラー号のアーチボルド・マクマード大尉にちなんで名づけられた「マクマード湾」から来ています。1902年、イギリスの探検家ロバート・ファルコン・スコットがここに「ディスカバリー小屋」という木の小屋を建て、今もハット・ポイントに立っています。アメリカは1955年12月に基地をつくり、世界的な科学プロジェクト「国際地球観測年」のために1956年に開きました。最初はアメリカ海軍が運営し、1993年に国立科学財団に引きつがれました。

氷の上のくらし

マクマードは小さな町のようで、寮、作業場、消防署、発電所、図書館、コーヒーハウス、ジム、そして実験室と海水の水そうがある大きな科学センターなど、約146の建物があります。真水は海水からつくり、電気は、近くのニュージーランドのスコット基地と共同で使う風力発電に助けられた発電機でつくります。毎年貨物船が何百万リットルもの燃料と物資を運んできますが、道をあけるのに砕氷船が必要なこともよくあります。気温は、夏の約8℃から、冬のマイナス50℃まで下がります。

オブザベーション・ヒル

基地の後ろには、高さ230mの火山の丘「オブザベーション・ヒル」がそびえていて、人びとは景色を見に登ります。てっぺんには、1912年に南極点からの帰り道で亡くなったスコット大佐と隊員たちを記念して、1913年1月に立てられた木の十字架があります。そこには、アルフレッド・テニスンの詩の一節「努力し、求め、見つけ、そして屈しない」がきざまれています。この記念碑は今、南極条約で守られた史跡になっています。

おもしろ豆知識

  • 活火山エレバス山があるロス島にあります。
  • マクマードでは、年に約14万8,000食の食事が出されます。
  • 1962年から1972年まで、基地は小さな原子力発電所で動いていて、それは海水を飲み水にするのにも役立ちました。
  • マクマードへのほとんどすべての便がクライストチャーチから出るので、基地はニュージーランドの時間を使っています。
  • マクマードの近くの風力発電機は、地球でいちばん南にある風力発電所です。
  • 1902年のスコットのディスカバリー小屋は、今も基地のとなりの水ぎわに立っています。

地球儀では

模型では、ロス島にある南極最大の基地と、その後ろにある、スコット隊を記念する十字架のあるオブザベーション・ヒルが見られます。ズームして、丘のてっぺんの十字架をさがしてみましょう。

地球儀で近くにあるもの

参考資料

更新: 2026-10-13