My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

アムンゼン・スコット基地

Amundsen–Scott South Pole Station

アムンゼン・スコット基地
写真: Christopher Michel, CC BY 4.0 · 出典

アムンゼン・スコット基地は、地球のいちばん下、南緯90度の地理上の南極点にある、アメリカの科学基地です。海抜約2,835メートルの南極の氷床の上にあり、下の氷の厚さは3キロメートル近くあります。人が一年じゅうくらしている場所としては、世界でいちばん南にあります。

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ひと目でわかる

国
南極
完成
1956年

すぐわかる答え

アムンゼン・スコット基地はどこにありますか?

南極にあります。

アムンゼン・スコット基地はいつ完成しましたか?

1956年に完成しました。

地理的南極点にある米国の基地で、雪に埋もれないよう柱の上に建っています。隣には鏡の球をのせた記念の南極点標識があります。

基地は、地球を調べる世界的な科学の取り組み「国際地球観測年」のために1956年11月に最初に作られ、それからずっと人がくらしています。名前は、南極点への一番乗りをきそった2人の探検家にちなんでいます。1911年12月に最初に到着したノルウェーのロアール・アムンセンと、1912年1月に到着したイギリスのロバート・ファルコン・スコットです。今はアメリカ国立科学財団が運営していて、地球で空を研究するのにとくにすぐれた場所のひとつです。

地球のいちばん下でのくらし

南極点では、太陽が約6か月間しずまず、そのあと約6か月間のぼりません。だから1年に、とても長い昼が1回、とても長い夜が1回あるのです。1年の平均気温は約マイナス49℃で、冬はマイナス80℃より低くなることもあります。雪はほとんどふらず、1年に約2.5センチメートルだけなので、南極点はじつは氷でできた砂漠です。夏には最大約150人がはたらきますが、ふつう飛行機が着陸できない暗い冬を過ごすのは、数十人だけです。小さな温室では、土ではなく水で新鮮な野菜を育てています。

高い脚の上の建物

基地は何度も建て直されてきました。1975年から2010年まで、おもな基地は、たくさんの三角形でできた丸い骨組み、はば50メートルの「ジオデシック・ドーム」の下にありました。今の基地は2008年に完成しました。「スティルト」とよばれる高い脚の上に立ち、風の来るほうを向いています。下のかべがかたむいているので、風は下を通りぬけるときに速くなり、雪を積もらせずにふき飛ばします。もし雪が積もっても、建物全体を柱の上でまるまる1階分ジャッキで持ち上げられます。

南極点での科学

南極点の空気はとても冷たく、かわいていて、きれいで、冬には太陽の光がじゃまをしないので、空を観察するのにぴったりです。科学者たちは「南極点望遠鏡」を使って、ビッグバンのあとに残ったかすかな光を研究しています。氷の深くには、1立方キロメートルもの大きさの検出器「アイスキューブ」がうめられていて、「ニュートリノ」という宇宙からの小さなつぶのしるしをとらえます。研究者たちは、天気、地震、空気、そして氷そのものも研究しています。

おもしろ豆知識

  • 1911年と1912年に南極点に到達した、ロアール・アムンゼンとロバート・ファルコン・スコットにちなんで名づけられました。
  • 基地の下の氷は毎年約10メートル動くので、基地は少しずつ正確な南極点からはなれていきます。
  • 基地から見ると、太陽は約6か月続けて空にあります。
  • 氷におおわれているのに、南極点は雪がほとんどふらないので、砂漠とされています。
  • 雪にうもれそうになると、建物をジャッキでまるまる1階分高く持ち上げられます。
  • 基地では、1年に24,000食以上の食事が出されます。

地球儀では

このモデルは、ふきだまる雪が下を通りぬけられるように高い脚の上に立つ基地と、そのとなりに立つ、鏡の玉をのせた儀式用の南極点の標識を表しています。地球儀のいちばん下までズームしてさがしてみましょう。

地球儀で近くにあるもの

参考資料

更新: 2026-10-13