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莫高窟

Mogao Caves

莫高窟
写真: xiquinhosilva, CC BY 2.0 · 出典

莫高窟(ばっこうくつ)は、中国の甘粛省、シルクロードのオアシス、敦煌(とんこう)から南東へ約25キロメートルのがけにほられた、仏教の石窟寺院の巨大な集まりです。約500の石窟があり、えがかれたかべ画は合わせて約46,000平方メートルあり、中には粘土の像もあります。西暦366年から、約1,000年かけて作られました。

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ひと目でわかる

国
中国
完成
366–1368
種類
宗教建築

すぐわかる答え

莫高窟はどこにありますか?

中国にあります。

シルクロードのオアシス敦煌の崖に千年かけて掘られた492の石窟で、壁画と彩色塑像の宝庫です。

敦煌は、紀元前111年に漢の時代に作られた国境の守りの町で、中国と西のあいだを商人やお坊さん、考えが行き来する十字路になりました。莫高窟は、龍門石窟や雲崗石窟とならんで、中国の仏教石窟の中でもとくに有名です。1987年に世界遺産になり、絵を守るために見学できる人の数がかぎられています。

どうやって始まったの?

言い伝えでは、366年、楽僔(らくそん)というお坊さんが金色の光につつまれた千の仏さまのまぼろしを見て、ここに石窟をほり始めました。ある古い文書では、その年を353年としています。かざりのある石窟で残っているいちばん古いもの、第268、272、275窟は、419年から439年のあいだのものです。何百年ものあいだに、巡礼者や支配者、商人、地元の家族がお金を出して、石窟や絵がふやされていきました。唐の時代(618〜907年)の石窟がいちばん多く、そのころには1,000をこえる石窟がありました。

教えてくれる絵

かべにえがかれた絵は、ただのかざりではありませんでした。お坊さんがめい想するのを助け、さとりへの道をしめし、字を読めない人たちに仏教の物語を教えたのです。695年、則天武后が国じゅうに巨大な像を作るよう命じたあと、莫高窟でいちばん大きな仏像が作られました。シルクロードが海の道にくらべて大切でなくなると、元の時代のあとは新しい石窟は作られなくなりました。

かくされた図書館

1900年6月25日、道教の道士の王円籙(おうえんろく)が、11世紀のはじめにかべでふさがれていた部屋を見つけました。そこには、ものすごい量の古い書物がしまわれていました。その中には、868年の日付がある『金剛般若経』があり、日付のある印刷された本としては世界でいちばん古いものとされています。のちに外国の探検家たちが多くの品物を国の外へ持ち出し、今いちばん大きなコレクションは、北京、ロンドン、パリ、ベルリンにあります。

おもしろ豆知識

  • 石窟のかべ画は、約46,000平方メートルにもなります。
  • 1900年に、ふさがれていた図書館の石窟が見つかりました。
  • そこで見つかった『金剛般若経』には、868年の日付があります。
  • 石窟は、約1,000年かけて作られました。

地球儀では

このモデルは、敦煌のオアシスの上のがけにほられた、何列もの石窟寺院を表しています。

地球儀で近くにあるもの

参考資料

更新: 2026-10-14