頤和園
Summer Palace

頤和園(いわえん)は、中国の北京の北西にある、湖と丘と宮殿の巨大な皇帝の庭園で、「夏の宮殿」とも呼ばれます。清朝の皇帝たち、とくに西太后(せいたいごう)の保養地でした。広さは2.9平方kmあり、そのおよそ4分の3が水です。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- 中国
- 完成
- 1750年
- 高さ
- 41 m
- 種類
- 宮殿
すぐわかる答え
頤和園はどこにありますか?
中国にあります。
頤和園はいつ完成しましたか?
1750年に完成しました。
頤和園の高さはどのくらいですか?
高さは約41 mです。
清朝皇帝の夏の離宮で、人造湖の昆明湖と万寿山の仏香閣が織りなす中国最大の皇家庭園です。
2つのおもな見どころは、高さ約60mで、てっぺんに仏香閣がそびえる「万寿山」と、すべて人の手でつくられた「昆明湖」です。湖の一部には「十七孔橋」がかかっています。ユネスコは、中国の風景庭園デザインの傑作として、1998年に世界遺産リストに加えました。
手でほった庭園
この地域は、1100年代の金の時代から王家の宮殿に使われてきました。1749年ごろ、乾隆帝が母の60歳の誕生日を祝うためにここに宮殿を建てることを決め、湖を広げさせました。湖は人の力でつくられたものです。昆明湖の広さは2.2平方kmあり、ほり出した土を積み上げて万寿山をつくりました。庭園は中国南部の庭園からヒントを得ているので、自然の景色の中に、曲がりくねった道やあずまや、建物、橋があります。
有名な場所の写し
デザインは、東の海の島にある3つの神の山についての中国の言い伝えにもとづいていて、昆明湖の3つの小さな島がそれをあらわしています。湖そのものは杭州の西湖をモデルにしていて、いくつもの建物が中国の有名な場所をまねています。長さ728mの「長廊」は、有名な場所や、中国の神話や昔話の場面の絵でうめつくされています。
焼かれ、建て直され、開かれる
1860年、第二次アヘン戦争のとき、イギリスとフランスの軍がこの宮殿と近くの円明園をうばい、焼きはらいました。西太后は自分の60歳の誕生日のために頤和園を建て直させ、1888年に今の名前「頤和園」がつけられました。1900年にもふたたびこわされました。清朝が終わったあと、1914年に一般に公開され、1953年からは何度も修復がおこなわれています。今は公園になっていて、3,000以上の古い建物と、4万点以上の貴重な歴史的な品がある宝の山です。
おもしろ豆知識
- 湖をほった土を積み上げて、万寿山がつくられました。
- 長廊は長さ728mで、神話や昔話の場面がえがかれています。
- 頤和園のおよそ4分の3は水です。
- 頤和園は、北京に水を運ぶ1,267kmの導水ルートの終点です。
地球儀では
模型では、湖のそばの、てっぺんに塔がそびえる万寿山が見られます。
クイズタイム
頤和園と北京国家体育場(鳥の巣)、高いのはどっち?
答えを見る
答え:北京国家体育場(鳥の巣)(41 m 対 69 m) 北京国家体育場(鳥の巣) →
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





