ジュウモンジダコ(ダンボ)
Dumbo octopus

ダンボオクトパスは頭の両側にある耳のようなひれを動かして泳ぐ深海のタコで、名前は象のダンボに由来します。数千mの深海にすみ、獲物を丸のみし、大きさは20cmほどです。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 軟体動物
- 食べ物
- 肉食
- すむ環境
- 深海
すぐわかる答え
ジュウモンジダコ(ダンボ)はどこにすんでいますか?
太平洋・大西洋・インド洋の深海にすんでいます。
ジュウモンジダコ(ダンボ)は何を食べますか?
食べ物:肉食。
ダンボ・オクトパス(グリンポテウティス属、ジュウモンジダコの仲間)は、ディズニーの1941年の映画『ダンボ』の空飛ぶゾウにちなんで名づけられた深海のタコです。目の上につき出た、耳のような大きなひれが2まいあります。みとめられている種は17種です。ダンボ・オクトパスは、世界じゅうの深さ1,000〜7,000メートルのつめたく深い海にすんでいると考えられています。
知られている中でいちばん深いところにすむタコです。2020年にはジャワ海溝の6,957メートルで1ぴきが見られ、約7,279メートルでつかまったものもいますが、その深さははっきりしません。水をふき出して進むほとんどのタコとちがい、ダンボ・オクトパスはおもにひれをパタパタ動かして泳ぎます。体はやわらかくゼリーのようです。ゴカイ、カイアシ類、小さな甲殻類など、海の底の小さな動物を食べます。
動き方と食べ方
ダンボ・オクトパスは、よく腕と腕のあいだのまく(傘膜)を広げて海の底で休み、腕を使ってゆっくりはいます。じゃまをされると、まくと腕を引きよせて底からとび上がり、ひれをパタパタさせてすばやくにげます。食べているところを見た人はいませんが、たぶん腕のまくで小さなえものをつかまえるのでしょう。解剖したタコの中からは、ゴカイ、カイアシ類、ヨコエビ、ワラジムシの仲間が見つかっています。
卵と赤ちゃん
メスは一年じゅう、一度に1個か2個だけ卵を産みます。かたいからの卵はつめたい水の中でかたくなり、グリンポテウティスはそれを深海のサンゴにくっつけます。ほかのタコとちがって、母親は卵を守りません。赤ちゃんは、自分の力でくらせる、しっかりした子どもの姿で生まれてきます。子作りの様子は一度も見られたことがありません。オスは大きな吸ばんを使って、精子の入った包みをメスにわたします。
深海のなぞ
ダンボ・オクトパスはとても深いところにすむので、人による直接の危険はほとんどありません。大きな魚、サメ、マッコウクジラまでもが親せきのタコを食べますが、グリンポテウティスがおなかから見つかったサメは1ぴきだけです。すみぶくろはなく、そう書いている資料もありますが、体の色を変えることはできません。どうやって敵からにげているのかは、ほとんどわかっていません。2022年のノルウェー沖など、石油プラットフォームの近くで水中ロボットが最近見かけたことから、わたしたちがどれほどめったに出会わないかがわかります。
おもしろ豆知識
- 耳のようなひれがあるので、ディズニーの空飛ぶゾウ「ダンボ」にちなんで名づけられました。
- ディズニーの空飛ぶゾウ、ダンボにちなんで名づけられました。
- 知られている中でいちばん深いところにすむタコです。
- すみぶくろがありません。
- 母親は卵を守りません。
地球儀では
このモデルは、カードにあるような、耳のようなひれを持つ丸くて白っぽいタコを表しています。2まいの耳のひれを見てみましょう。
似ている仲間
参考資料
更新: 2026-10-14





