アワビ
Abalone

アワビは耳のような形の殻を一枚もち、岩にしっかり張りついて暮らします。殻の内側は虹色にかがやく真珠層です。海藻をゆっくり食べ、殻の縁の穴から水を出して呼吸します。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 軟体動物
- 食べ物
- 草食
- すむ環境
- 海岸, サンゴ礁
すぐわかる答え
アワビはどこにすんでいますか?
太平洋・大西洋・インド洋の海岸・サンゴ礁にすんでいます。
アワビは何を食べますか?
食べ物:草食。
アワビは、ハリオティス属の海の巻き貝です。内側がきらきら光る真珠層でおおわれた、平たい耳の形の1まいの貝がらで岩にくっついています。今、約70種が知られていて、世界じゅうの海にすんでいます。
ほとんどのアワビは長さ2〜20センチメートルです。いちばん大きな種類のアカネアワビは、約30センチメートルになることがあります。貝がらのふちにそってならぶ小さな穴の列は、呼吸に使われます。身は広くごちそうとされていて、多くの国の料理で生で、または火を通して食べられます。貝がらの内側が美しいので、人びとは大昔から、かざり、宝石、ボタン、はめこみ細工のためにも大切にしてきました。
貝がらと体
貝がらは低くふくらんでいて、小さく平らな頂(スパイア)があります。最後のうずまきが耳の形をしているので、アワビは「耳貝」ともよばれます。ふちの近くには穴が一列にならんでいて、一生のあいだに8〜38個できますが、一度に開いているのは4〜10個だけです。貝がらが大きくなると、古い穴はふさがります。えらから出た水はこの穴から外へ出て、卵や精子もここから出ます。
内側の真珠層は、銀白色、ピンク、赤、青、緑、むらさきに光ることがあります。アワビには、岩にしっかりくっつくための、とても大きくて筋肉のある足があります。
岩の上のくらし
アワビはいくつかをのぞくすべての大陸の海岸にすんでいて、ほとんどの種類は、ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリア、北アメリカの西部、日本の沖のつめたい海をこのみます。干潮のときの水面より下の岩にくっつき、大きな海藻を食べ、赤や茶色の海藻をこのみます。1ぴきのメスは、一度に1万個から1,100万個もの卵を産むことがあります。知られているいちばん古いアワビの化石は、北アメリカの白亜紀後期のものです。
いろいろな名前と、じょうぶな貝がら
アワビは世界じゅうでいろいろな名前でよばれます。英語では「耳貝」や「海の耳」、イギリスでは「オーマー」、南アフリカでは「パーレムン」、ニュージーランドでは「パウア」です。「アバロニ(abalone)」という英語は、ルムセン語の言葉からスペイン語を通って英語に入りました。
貝がらはとてもじょうぶです。タンパク質と重なり合った炭酸カルシウムがぎっしりつまってできているので、強くたたいてもこなごなにわれず、層がはがれるようになっています。科学者たちは、防弾チョッキのような、もっとじょうぶな身を守る道具のアイデアを得るために、この貝がらを調べています。
おもしろ豆知識
- 殻の内側のきらきら光る部分は真珠層で、アクセサリーや螺鈿細工に使われます。
- アワビは約70種います。
- いちばん大きな種類は、約30センチメートルになることがあります。
- きらきら光る貝がらの内側は、人びとが「真珠層」とよぶものと同じ材料です。
- 1ぴきのアワビは、一度に1万個から1,100万個の卵を産むことがあります。
地球儀では
このモデルは、耳の形の貝がらで岩にくっついたアワビを表しています。貝がらのふちにそってならぶ小さな穴の列をさがしてみましょう。
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参考資料
更新: 2026-10-14





