クロチョウガイ
Pearl oyster

クロチョウガイは殻の内側が虹色の真珠層に覆われた大型の二枚貝で、岩やサンゴに付着して暮らします。タヒチの黒真珠を生み、ペルシャ湾は古くから真珠採りで知られています。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 軟体動物
- 食べ物
- ろ過して食べる
- すむ環境
- サンゴ礁, 海岸
すぐわかる答え
クロチョウガイはどこにすんでいますか?
太平洋・インド洋・大西洋のサンゴ礁・海岸にすんでいます。
クロチョウガイは何を食べますか?
食べ物:ろ過して食べる。
クロチョウガイ(学名ピンクタダ・マルガリティフェラ)は、熱帯のサンゴ礁にすむ大きな海の貝です。貝がらの外側はこい灰色がかった茶色か緑色で、白いはん点があることも多く、内側はつやのある真珠層です。大人はふつう高さ約20〜25センチメートルです。
インド太平洋に広くいて、有名なタヒチの黒真珠など、真珠を作ることでいちばんよく知られています。人びとは野生のものをとったり、養殖したりしています。ここではバーレーンの近くにしめされているペルシャ湾は、昔から真珠とりのダイビングで有名です。英語の「ブラックリップ(黒いくちびる)」という名前は、貝がらの内側のふちのまわりの黒っぽい色から来ています。
真珠はどうやってできるの?
真珠は、寄生虫や小さなつぶのような、いやなものが貝の中に入りこんだときに作られ始めます。自分を守るために、貝はそれを、貝がらの内側と同じつやのある材料「真珠層」のうすい層でつつみます。時間がたつと、小さな真珠が育ちます。ふつうは砂つぶが原因だというのは、よく知られた思いちがいです。この種の真珠は、ふつう真珠をつくる貝の中でいちばん質のよい真珠とされています。
サンゴ礁でのくらし
この貝は、「足糸(そくし)」というじょうぶな糸で、岩やサンゴ、フジツボにくっつきます。潮が引いたときの水ぎわから深さ約75メートルまでの、栄養の少ないすんだ水にすみ、水の中の小さなつぶをこしとって食べます。すむ範囲は、紅海やペルシャ湾から、フランス領ポリネシア、オーストラリア、日本、インドの海岸まで広がっています。カイメン、ゴカイ、魚など、たくさんのほかの生き物が、真珠貝のいる場所のまわりでくらしています。
おもしろ豆知識
- 真珠は、貝が体に入った異物を真珠層で何重にも包むことでできます。
- この貝のちょうつがいには歯がなく、それがにた貝との見分けに役立ちます。
- 真珠は、真珠層が何層も重なってできています。
- ふつう真珠のきっかけになるのは砂ではありません。それはよく知られた思いちがいです。
地球儀では
このモデルは、バーレーンの近くのペルシャ湾にいるクロチョウガイを表しています。ごつごつした外側の貝がらと、内側のつやのある真珠層をさがしてみましょう。
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参考資料
更新: 2026-10-14





