My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

ミズダコ

Giant Pacific octopus

ミズダコ
写真: NOAA/R. N. Lea [1], Public domain · 出典

世界最大のタコで、腕を広げると数メートルにもなり、とても賢い生き物です。心臓が3つあり血は青色で、ビンのふたを開けることも覚えますが、寿命は3〜5年ほどと短めです。

3D地球儀で見る →

ひと目でわかる

分類
軟体動物
食べ物
肉食
体重
約15 kg
寿命
最長 約5年
すむ環境
海岸

すぐわかる答え

ミズダコはどこにすんでいますか?

太平洋の海岸にすんでいます。

ミズダコはどのくらいの大きさですか?

大きくなると15 kgほどになります。

ミズダコは何を食べますか?

食べ物:肉食。

ミズダコはどのくらい生きますか?

最長で約5年生きます。

ミズダコは、世界でいちばん大きなタコです。おとなはふつう体重約15kgで、うでを広げると、先から先まで2〜4m以上にもなります。韓国や日本からアラスカ、カナダ、アメリカ、メキシコまで、北太平洋をぐるりとかこむ冷たい沿岸の海にすみ、浅い潮だまりから深さ1,500m以上のところまでいます。

ほかのタコと同じように、二枚貝やカタツムリのなかまである体のやわらかい「軟体動物」ですが、外側のからはありません。タコは、背骨のない動物(無脊椎動物)の中でもっともかしこいと考えられています。水族館では、ミズダコがびんを開けたり、パズルを解いたり、世話をしてくれる人を見分けたりすることを覚えました。IUCNレッドリストでは評価されておらず、モントレーベイ水族館は、絶滅の危機にあるとは考えられていないとしています。

すごい体

タコには心臓が3つあります。1つは体じゅうに血を送り、2つはえらに血を送ります。わたしたちの血にある鉄をふくむヘモグロビンではなく、銅をたくさんふくむ「ヘモシアニン」という物質で酸素を運ぶので、血は青っぽい色をしています。メスの8本のうでには約2,240個の吸盤があり、強くつかむだけでなく、味やにおいを感じることもできます。皮ふにある何百万もの小さな色の細胞「色素胞」のおかげで、一瞬で色やもようを変えてまわりに合わせることができます。でも実験では、タコは色が見分けられないらしいこともわかっています。

何を食べるの?

ミズダコはこっそりしのびよるハンターで、カニや二枚貝、ほかの軟体動物、魚を食べます。かくれる術と「ジェット推進」でえものをおどろかせます。ジェット推進とは、「漏斗」という管から水をふき出して、前にとび出すことです。岩の巣穴にもどると、からを引きはがしたり、オウムのようなくちばしでかんだり、「歯舌」というざらざらした舌で小さな穴をあけたりします。空になったからは巣穴の外に積み上がって「貝塚(ミドゥン)」という山になり、科学者はそれを調べてタコが何を食べたかを知ります。

家族のくらし

このタコは約3〜5年生き、タコとしては長生きです。一生をひとりですごし、最後にパートナーを見つけます。メスは米つぶくらいの大きさの卵を何万個も産み、何か月も狩りをせずに巣穴で卵を守ります。卵がかえると、メスはふつうまもなく死んでしまいます。かえったばかりの小さな子どもは、最長3か月ほど海面近くをただよってプランクトンを食べ、それから海底に落ち着きます。

おもしろ豆知識

  • ミズダコには心臓が3つあり、血は青色です。
  • 世界最大のタコは、米つぶくらいの大きさの卵からかえります。
  • メスのミズダコの8本のうでには、約2,240個の吸盤があります。
  • タコは色が見分けられないと考えられていますが、一瞬で体の色を変えられます。
  • 巣穴の外には、空のからのごみの山「貝塚(ミドゥン)」を残します。

地球儀では

模型では、北太平洋にいるミズダコが見られます。水の中に広がった8本の長いうでをさがしてみましょう。

クイズタイム

ミズダコとシャコガイ、重いのはどっち?

答えを見る

答え:シャコガイ(15 kg 対 200 kg) シャコガイ →

地球儀クイズで遊ぶ →

似ている仲間

参考資料

更新: 2026-10-13