タコクラゲ
Golden jellyfish

ゴールデンジェリーフィッシュは、8種がみとめられているタコクラゲ属(マスティギアス属)のクラゲです。オーストラリアから日本まで、ミクロネシアからインド洋まで、インド洋・太平洋の海岸ぞいで見られます。多くは、パラオのジェリーフィッシュ・レイクなど、陸にかこまれた「海水湖」にすんでいます。かさははば約6〜10センチメートルしかなく、人がさされても害はありません。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- クラゲ・サンゴ
- すむ環境
- 海岸
すぐわかる答え
タコクラゲはどこにすんでいますか?
太平洋の海岸にすんでいます。
パラオのジェリーフィッシュ・レイクに群れをなす黄金色のクラゲです。体内の共生藻から栄養を得るため、毎日太陽を追って湖を移動します。
このクラゲのひみつは、「褐虫藻」という小さな藻とのパートナーシップです。藻はクラゲの体の中にすみ、日の光を使ってクラゲのために栄養を作ります。そのため、クラゲは湖の日当たりのよいところへ泳いでいきます。毎日何百万びきものクラゲが、太陽を追ってジェリーフィッシュ・レイクをわたります。海水湖のクラゲは、外洋のクラゲよりゆっくり泳ぎます。
パートナーシップはどうはたらくの?
藻は、クラゲの胃のかべの細胞の中にすんでいます。安全なすみかとひきかえに、藻はクラゲに栄養をあたえます。研究者たちは、このクラゲのある種は、藻がいるときだけ「エフィラ」とよばれる子どもを作ることを見つけたので、藻は一生のサイクル全体にとって大切です。タコクラゲの仲間は、自由に泳ぐ芽を作ってふえることもします。海水湖のクラゲは、海の親せきよりゆっくり泳ぎます。科学者たちは、この属で8種を数えています。
海水湖はどこがとくべつなの?
海水湖とは、外洋から切りはなされた海水の水たまりのことで、中のクラゲはそこに合わせてくらしてきました。いつもよりあたたかい水は、クラゲがへったり、死ぬことがふえたりすることと結びつけられています。海があたたかくなることは、こうした湖の群れにとって心配ごとです。大西洋西部のフロリダやプエルトリコで記録されたこのクラゲのいくつかは、人がまちがって運んでしまった可能性が高いです。おもなすみかは、オーストラリアから日本までの、インド洋・太平洋の西部と中部です。
おもしろ豆知識
- 何百万匹ものクラゲが、体の中の藻に日光をあてるため、毎日太陽を追って「ジェリーフィッシュレイク」をわたります。刺す力はとても弱く、刺されても感じません。
- ゴールデンジェリーフィッシュは、体の中にすむ藻から栄養をもらいます。
- パラオのジェリーフィッシュ・レイクには、何百万びきもいます。
- さす力が弱すぎて、人は感じません。
地球儀では
ゴールデンジェリーフィッシュのおもちゃのモデルは、パラオのジェリーフィッシュ・レイクをただよっています。金色のかさをさがしてみましょう。
似ている仲間
参考資料
更新: 2026-10-14





