My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

ミドリイシ(枝状)

Staghorn coral

ミドリイシ(枝状)
写真: Albert Kok at Dutch Wikipedia (Original text: albert kok), Public domain · 出典

シカツノサンゴは鹿の角のように枝を伸ばすサンゴで、サンゴとしては成長が速く、1年に10~20cmほど伸びます。体内の藻類と共生し、枝の間は小魚のすみかになります。海水温が上がると白くなります。

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ひと目でわかる

分類
クラゲ・サンゴ
保全状況
絶滅危惧IA類 (IUCN CR)
すむ環境
サンゴ礁

すぐわかる答え

ミドリイシ(枝状)はどこにすんでいますか?

大西洋のサンゴ礁にすんでいます。

ミドリイシ(枝状)は絶滅の危機にありますか?

IUCNレッドリストでは「絶滅危惧IA類」(CR)です。

スタッグホーンコーラル(枝状のミドリイシの仲間)は、オスジカの角のように見える、枝分かれしたイシサンゴです。太くまっすぐ立った枝は、2メートルより高くなることがあります。大西洋西部のカリブ海、バハマ、フロリダ・キーズのまわりの、おもに深さ20メートルより浅いサンゴ礁にすんでいます。色は組織の中にすむ小さな藻から来ていて、うすい茶色、ベージュ、緑、青、むらさきのことがあります。

サンゴとしては成長が速く、1年に約10〜20センチメートルのびるので、この地域のおもなサンゴ礁づくりの主役のひとつでした。魚は枝のあいだにかくれ、サンゴ礁はあらしから海岸を守ります。でも1970年代の終わりから、「白帯病」と人間のえいきょうで、ほとんどがいなくなりました。「深刻な危機(近絶滅種)」にされています。

サンゴ礁をつくる

スタッグホーンコーラルの群体は、「ポリプ」という何千もの小さな動物でできています。ポリプは炭酸カルシウムのかたい骨格を作り、それが少しずつサンゴ礁を作っていきます。小さな藻がサンゴの中にすんで食べものを分け合うので、サンゴにはすき通った日当たりのよい水が必要です。枝は、若い魚の育つ場所になり、波をやわらげるクッションにもなります。

どうして危ないの?

1970年代の終わりまでは、フロリダ南部とカリブ海のサンゴ礁を、スタッグホーンコーラルの大きな群れがおおっていました。白帯病や、人が原因のほかの問題で、ところによってはサンゴのおおう面積が95パーセント以上へりました。2023年の海の熱波で、フロリダのサンゴ礁では事実上の絶滅状態になりました。科学者たちは今、かけらを育成場で育てて、サンゴ礁に植えもどしています。

どうやって育って、広がるの?

スタッグホーンコーラルは2つの方法で広がります。いちばん多いのは、あらしや水がかきまぜられたときに枝がおれ、近くの場所に落ちて新しい群体に育つ方法です。新しい群体はもとの群体のクローンなので、サンゴ礁全体が遺伝的に同じになることがあり、そのせいで病気や暑さがいっぺんに全体をおそいやすくなります。どのポリプも卵と精子の両方を作るので、卵と精子で子どもを作ることもできます。食べものの最大約90パーセントは中にすむ藻から来ていて、夜にはポリプが毒のある触手でただようプランクトンをつかまえます。

おもしろ豆知識

  • 1年に約10〜20 cmも成長し、サンゴとしては速いほうです。
  • 2メートル以上の高さの枝をのばすことがあります。
  • 魚は、その枝を子育ての場所のように使います。
  • 白帯病などのえいきょうで、ところによってはサンゴの95パーセント以上がいなくなりました。
  • サンゴは熱い水でストレスを受けると白くなり(白化)、藻がもどってこないと死んでしまうことがあります。

地球儀では

おもちゃの地球儀では、スタッグホーンコーラルはカリブ海のようなサンゴ礁で育っています。シカの角のような枝をさがしてみましょう。

似ている仲間

参考資料

更新: 2026-10-14