My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

クダクラゲ

Giant siphonophore

クダクラゲ
写真: Catriona Munro, Stefan Siebert, Felipe Zapata, Mark Howison, Alejandro Damian-Serrano, Samuel H. Church, Freya E.Goet…, CC BY 4.0 · 出典

一匹に見えますが、実は役割の違う小さな個体が鎖のようにつながった群体です。種によっては長さが数十mにもなり、知られる中で最も長い動物の一つで、深い海で刺胞のある触手を垂らして獲物を捕らえます。

3D地球儀で見る →

ひと目でわかる

分類
クラゲ・サンゴ
食べ物
肉食
すむ環境
深海

すぐわかる答え

クダクラゲはどこにすんでいますか?

太平洋・大西洋・インド洋の深海にすんでいます。

クダクラゲは何を食べますか?

食べ物:肉食。

巨大なクダクラゲ(学名プラヤ・ドゥビア)は、深海をただようガラスのような長い1本のリボンのように見えますが、本当は「個虫(こちゅう)」という小さな部分が集まった群体です。それぞれの個虫には自分の仕事があり、1つだけでは生きられません。水面から約700〜1,000メートル下の外洋にすみ、アイスランドからチリまでで見つかっています。

報告によると40〜50メートルにもなることがあり、もっとも長い海の動物のひとつで、シロナガスクジラにも負けないほどですが、太さはほうきの柄くらいしかありません。青い光で光る、ただようハンターです。

たくさんでできた1ぴき

くきにそって、ある個虫はいっしょに動いて群体をおし進める、力強い小さなクラゲのような泳ぎ手で、ある個虫は口や胃で、ある個虫は食べものをつかまえるさす触手です。前にあるガスの入ったうきが、水の中にただようのを助けています。それぞれの部分は、体の器官のようにいっしょにはたらいています。

こわれやすく、めったに見られない

体は深海の水の圧力でまとまっているので、水面に引き上げるとはじけてしまいます。漁の網ではゼリーのかたまりしか上がってこないので、科学者たちが独自の生きものだと気づいたのは19世紀になってからでした。1987年、モントレー湾水族館研究所の研究者たちが、自然のすみかで生きている姿を観察しました。プラヤ・ドゥビアは活発に泳ぎ、あざやかな青い生物発光の光でえものをさそいます。

おもしろ豆知識

  • プラヤ・ドゥビアのように、40 m以上にのびて、シロナガスクジラに負けない長さになるクダクラゲもいます。
  • シロナガスクジラより長くなることがありますが、太さはほうきの柄くらいです。
  • 深海から引き上げられると、はじけてしまいます。
  • 食べものをさそうため、自分で青い光を作ります。
  • BBCのシリーズ『ブルー・プラネットII』に登場します。

地球儀では

このおもちゃのモデルは、深海をただよう、長いクダクラゲの群体を表しています。

似ている仲間

参考資料

更新: 2026-10-14