イタヤラ
Goliath grouper

イタヤラは大西洋の熱帯沿岸のサンゴ礁や沈没船、マングローブの周りにすむ巨大な魚です。茶色と黄色のまだら模様で頭が広く、大きな口で獲物を丸ごと吸い込みます。体長は約2.5メートル、体重は360キロに達することもあります。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 魚類
- 食べ物
- 肉食
- 寿命
- 最長 約37年
- 保全状況
- 絶滅危惧II類 (IUCN VU)
- すむ環境
- サンゴ礁, 海岸
すぐわかる答え
イタヤラはどこにすんでいますか?
大西洋のサンゴ礁・海岸にすんでいます。
イタヤラは何を食べますか?
食べ物:肉食。
イタヤラはどのくらい生きますか?
最長で約37年生きます。
イタヤラは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧II類」(VU)です。
イタヤラは、海でもっとも大きな硬骨魚のひとつです。このページでは大西洋のイタヤラ(エピネフェルス・イタヤラ)を取り上げています。フロリダ北東部からメキシコ湾とカリブ海をへてブラジルまでの西大西洋、それに西アフリカと東太平洋にすんでいます。深さ1〜100メートルで見られています。太平洋の種とインド洋・太平洋の種も、同じ名前でよばれています。
約2.5メートル、363キログラムにもなります。色は茶色がかった黄色から灰色や緑っぽい色まであり、頭、体、ひれに小さな黒い点があります。1メートルより小さい若い魚には、わき腹に3〜4本のうすい帯があります。長い体、はばの広い平たい頭、小さな目を持っています。おとなは岩礁、しずんだ船、人工のリーフのまわりにいます。
何を食べるの?
ふつうは、エイ、ナマズ、ガマアンコウなど、ゆっくり動く魚や、甲殻類をかります。フエダイやほかのハタをとることはめったにありません。タコや若いウミガメを、たまたまとってしまうこともあるかもしれません。口は大きく、下あごには3〜5列の歯がありますが、前のきばはありません。ダイバーやほかの魚を追いはらうために、ドーンというひびく音を出すことができます。
名前の歴史
長いあいだ、この魚は英語で「ジューフィッシュ」とよばれていました。1996年にこの言葉を調べた結果、魚の見た目がよくユダヤ人へのかたよった見方と結びつけられていたと結論づけられました。苦情を受けて、名前は変えられました。ニューヨーク水族館は1927年に「ジューンフィッシュ」という名前を使い、2001年にはアメリカ水産学会が「イタヤラ」に変えました。この種のいちばん古い化石は、ベネズエラの中新世後期のものです。
おもしろ豆知識
- うきぶくろを使ってドーンと大きな音を出し、ダイバーやほかの魚を追いはらうことがあります。
- 長さ約2.5メートルまで大きくなります。
- かつて「ジューフィッシュ」とよばれていましたが、その名前は2001年に変えられました。
- 大きなドーンという音を出すことができます。
地球儀では
イタヤラのおもちゃのモデルは、フロリダ・キーズのサンゴ礁かしずんだ船の近くにいます。大きな体と広い頭をさがしてみましょう。
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参考資料
更新: 2026-10-14





