オウサマペンギン
King penguin

オウサマペンギン(学名アプテノディテス・パタゴニクス)は、2番目に大きなペンギンで、コウテイペンギンより小さいですがよくにています。背の高さは70〜100センチメートル、体重は約9〜18キログラムです。ほおにあざやかなオレンジ色のもようがあり、胸の上のほうは金色がかった黄色で、もっとも色あざやかなペンギンのひとつです。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 鳥類
- 食べ物
- 魚を食べる
- 体重
- 約13 kg
- 体長
- 約0.9 m
- 寿命
- 最長 約41年
- 保全状況
- 低懸念 (IUCN LC)
- すむ環境
- 海岸, 極地
すぐわかる答え
オウサマペンギンはどこにすんでいますか?
南極海・大西洋・インド洋の海岸・極地にすんでいます。
オウサマペンギンはどのくらいの大きさですか?
大きくなると0.9 m、13 kgほどになります。
オウサマペンギンは何を食べますか?
食べ物:魚を食べる。
オウサマペンギンはどのくらい生きますか?
最長で約41年生きます。
オウサマペンギンは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「低懸念」(LC)です。
コウテイペンギンに次いで大きなペンギンで、耳のオレンジ色の模様と胸の金色が美しい鳥です。巣は作らず、卵を足の甲にのせて温めます。
南緯約45〜55度の亜南極の島々で子育てをし、サウスジョージア島、クローゼー諸島、ケルゲレン諸島、プリンス・エドワード諸島、フォークランド諸島、マッコーリー島などにいます。全部で約223万つがいと見積もられていて、数は増えています。昔はしぼう、油、肉、羽のために狩られていましたが、今は完全に守られていて、「低懸念」とされています。
とても長い子育ての1年
オウサマペンギンは巣を作りません。メスは洋ナシの形の白いたまごを1個産み、両親がおなかの皮のひだの下で、足の上にのせてバランスをとります。6〜18日ごとに交代し、たまごは約55日でかえります。
それから30〜40日、ひなは親の足の上にいて、もう一方の親が魚をとりに行きます。そのあと、親が魚をとっているあいだ、ひなたちは「クレイシ(保育園)」という集まりを作ります。子育てのひとめぐりに14〜16か月かかるので、つがいはふつう3年で約2羽のひなしか育てられず、集団の場所は一年じゅうにぎやかです。
ごはんのためにもぐる
オウサマペンギンは、おもにハダカイワシ、イカ、オキアミを食べます。昼は深さ100〜300メートルまでもぐって約5分間水中にいて、記録されたいちばん深いもぐりは343メートルでした。夜はもっと浅く、30メートルより浅いところにいます。
ふつうの泳ぐ速さは時速6.5〜10キロメートルで、イルカのように水面からジャンプして息をしながらスピードをたもちます。陸ではよちよち歩くか、おなかで氷の上をすべります。天敵は、オオフルマカモメ、トウゾクカモメ、サヤハシチドリ、ヒョウアザラシ、シャチです。
集団、捕鯨船、気候
集団はとても大きくなることがあります。サウスジョージア島のソールズベリー平原には3万つがい以上、セント・アンドリューズ湾には15万つがい以上がいます。1920年代のはじめ、捕鯨の人たちがペンギンを燃料として燃やしたので、サウスジョージア島とフォークランド諸島の数はほとんどいなくなるほどへりました。
今、クローゼー諸島のコション島にあるいちばん大きな集団は、1980年代の約50万つがいから2017年には約6万つがいにへりました。たぶん温暖化で食べ物のある場所が変わったからでしょう。1936年にはノルウェー北部にオウサマペンギンが放されましたが、1949年からは公式な記録がありません。
おもしろ豆知識
- ふわふわの茶色いひなを見た昔の探検家たちは、「ウーリーペンギン(毛のペンギン)」という別の種だと思いこみました。
- オウサマペンギンのひなはとても茶色でふわふわで、まるでべつの動物のようです。探検家たちは昔、べつの種類の毛むくじゃらのペンギンだと思っていました。
- 記録されたいちばん深いもぐりは343メートルです。
- 最初の学名は、1778年にイギリスの画家ジョン・フレデリック・ミラーがつけました。
- ノルウェー国王親衛隊のペンギンのマスコット、ニルス・オーラヴはオウサマペンギンでした。
地球儀では
サウスジョージア島をさがしてみましょう。カードには、金色の胸とオレンジ色の耳のもようがのっています。
クイズタイム
オウサマペンギンとワタリアホウドリ、重いのはどっち?
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答え:オウサマペンギン(13 kg 対 8.5 kg) ワタリアホウドリ →
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参考資料
更新: 2026-10-14





