トラフザメ
Zebra shark

トラフザメは長くて太い尾と、体に沿った3本の隆起が特徴のサメです。成魚は黄褐色に暗い斑点があり、幼魚は暗色にしま模様でシマウマのように見えます。昼はサンゴ礁の底で休むことが多いです。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 魚類
- 食べ物
- 肉食
- 保全状況
- 絶滅危惧IB類 (IUCN EN)
- すむ環境
- サンゴ礁, 海岸
すぐわかる答え
トラフザメはどこにすんでいますか?
インド洋・太平洋のサンゴ礁・海岸にすんでいます。
トラフザメは何を食べますか?
食べ物:肉食。
トラフザメは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧IB類」(EN)です。
トラフザメは、あたたかいインド洋・太平洋にすむ、ゆっくりしたおとなしいサメです。海の底で休むのがすきなテンジクザメの仲間で、その科で今生きているただ1種類のサメです。おとなは長さ約2.5メートルまで大きくなります。丸い体にそって5本のでっぱった線があり、とても長いしっぽは体の長さのほぼ半分をしめています。
黒っぽいはん点だらけのサメに「ゼブラ(シマウマ)」という英語の名前はおかしく聞こえますが、これは赤ちゃんから来ています。若いトラフザメは、シマウマのように明るいしまのある茶色をしています。大きくなるにつれて、しまはばらばらになってはん点になります。サンゴ礁や砂地の浅瀬のまわりにすみ、人には害がありません。悲しいことに、今は「絶滅危惧種」にされています。
すむ場所と食べもの
トラフザメは、紅海やインド洋から東南アジア、日本、オーストラリア北部まで、熱帯のインド洋・太平洋全体にすんでいます。サンゴ礁や砂の底にいて、ふつうは深さ約62メートルより深くは行きません。
夜行性です。昼は海の底でほとんど動かずに横たわっています。夜になると目をさまし、サンゴ礁の穴やわれ目にもぐりこんで、巻き貝や二枚貝、カニやエビ、小さな魚、そしてたぶんウミヘビもかります。
赤ちゃんと危険
トラフザメは卵を産みます。メスは数十個の大きな卵のカプセルを産み、流されないように、ねばねばした糸で水中のものにくっつけます。若いサメは、しまもようの姿で生まれてきます。
漁がおもな危険です。ほとんどの場所で、人びとは肉、ひれ、肝油のためにトラフザメをとっていて、数はへっているようです。おとなしくてじょうぶなので、水族館やスキューバダイバーにも人気があります。
おもしろ豆知識
- 若いトラフザメはシマウマのようなしま模様ですが、おとなになると全身が斑点でおおわれます。
- トラフザメの赤ちゃんにはしまがありますが、おとなははん点でおおわれているので、おとなは「レオパードシャーク」とよばれることもあります。
- トラフザメのしっぽは、体全体の長さのほぼ半分になることがあります。
- 学名の属名は、ギリシャ語でだいたい「おおわれた口」という意味です。
- トラフザメは泳がずに海の底で休むことができ、これはサメとしてはめずらしいことです。
地球儀では
このモデルは、カードがしめすアンダマン海の、海の底の近くで低く休んでいる、黒っぽいはん点と長く太いしっぽを持つ黄かっ色のサメを表しています。
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参考資料
更新: 2026-10-14





