コトパクシ山
Cotopaxi

コトパクシ山は、エクアドルのアンデス山脈にある、雪をかぶった高い火山で、首都キトから南に約50kmのところにあります。高さは5,897mで、エクアドルで2番目に高い山であり、世界でもっとも高い活火山のひとつです。ほとんど完ぺきな円すい形の山は、高原の平らな土地からそびえていて、晴れた日にはキトからもよく見えます。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- エクアドル
- 高さ
- 5,897 m
- 種類
- 火山
すぐわかる答え
コトパクシ山はどこにありますか?
エクアドルにあります。
万年雪に覆われた円錐形の活火山で、世界有数の高さを誇ります。
赤道のすぐ近くにあるのに、山頂は約5,000mから上が氷河につつまれています。火口は約800m×550m、深さ250mです。山はこれまでにわかっているだけで87回噴火していて、2022年10月にもまた噴火が始まりました。太平洋をぐるりとかこむ大きな火山の帯「環太平洋火山帯」の一部です。
名前の意味は?
地元でケチュア語を話す人たちは、名前は「首」と「月」という意味のことばから来ていて、三日月形の火口をあらわしていると言います。アンデスの人びとは、インカが来るずっと前からこの山を聖なる山としてうやまっていました。畑をゆたかにする雨を送ってくれるものであり、神々の住まいだと考えていたのです。
噴火と危険
記録に残るコトパクシのいちばん大きな噴火は、1742年、1744年、1768年、1877年です。1877年には、熱い火山灰とガスの流れが氷のぼうしをすべてとかし、「ラハール」と呼ばれる泥流が、太平洋とアマゾン川流域に向かって100km以上もおし寄せました。1744年と1768年の噴火では、ラタクンガの町がこわされました。ラハールは川の谷をかけ下ることがあるので、政府は火山を注意深く見張っていて、危険な地域には多くの人がくらしています。
火山に登る
探検家アレクサンダー・フォン・フンボルトは1802年に登ろうとしましたが、約4,500mまでしか行けませんでした。最初に山頂に着いたのは、1872年11月28日、ドイツの地質学者ヴィルヘルム・ライスと、コロンビア人のパートナー、アンヘル・エスコバルでした。今では人気の登山の山です。高さ4,600mの駐車場まで道があり、そこから少し歩いて登ったところに「ホセ・リバス山小屋」があります。雪の斜面は50度もの急さになることがあるので、登山者にはアイゼンとピッケルが必要です。
おもしろ豆知識
- 赤道の近くにあるのに、山頂は氷河におおわれています。
- コトパクシには、赤道のちょうど上にある、世界でも数少ない氷河があります。
- 記録に残る最初の噴火は1534年でした。
- 1877年には、一度の噴火で氷のぼうしがすべてとけてしまいました。
- 1950年代の終わり、NASAがここに人工衛星の追跡基地をつくり、のちにアポロ計画も追跡しました。
地球儀では
模型では、左右対称の雪をかぶった円すい形の山が見られます。アンデスの上に高くそびえる白い峰をさがしてみましょう。
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





