ハリー VI 基地
Halley VI Research Station

ハリー研究基地は、イギリス南極観測局が運営する南極の科学基地です。海にうかぶ巨大な氷の板「ブラント棚氷」の上にあります。最初の基地は、地球の大気を研究するために1956年につくられました。基地は、ウェッデル海の上の棚氷にのった、長くつながったモジュール(ユニット)でできています。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 国
- 南極
- 完成
- 2012年
すぐわかる答え
ハリー VI 基地はどこにありますか?
南極にあります。
ハリー VI 基地はいつ完成しましたか?
2012年に完成しました。
スキー付きの油圧脚の上に8つのモジュールをつないだ英国の基地で、氷棚が動くと丸ごと牽引できます。オゾンホールが初めて発見された場所です。
ハリーでの観測が、1985年のオゾンホールの発見につながりました。今の基地は6代目で、そのデザインは、うかぶ棚氷の上に建てても雪にうもれたりつぶされたりしないようにするという大きな問題を解決しようとしています。モジュールは、スキーのついた油圧の足の上に立っているので、氷が動くと持ち上げて引っぱっていくことができます。
オゾンホールの発見
オゾン層は、地球のはるか上空にある、太陽からの有害な光線をさえぎるうすい気体の層です。ハリーで働く科学者たちは、何年もオゾン層をはかってきました。彼らのデータが、南極の上に穴があいてきていることをしめすのに役立ち、その発見は1985年に発表されました。
動く氷の上のくらし
2017年からは、氷のさけ目と、それが非常時のにげ道を断ってしまうかもしれないという心配から、冬のあいだ基地は無人になっています。近くには、コウテイペンギンのコロニーがある「ハリー湾重要野鳥生息地」があります。
6つの基地と動く家
ハリーは、棚氷の上の6代目の基地です。前の基地は雪にうもれてつぶされてしまいました。たとえばハリーⅢは、10年後には表面から12〜15mの下にうもれていました。約2,600万ポンドかかったハリーⅥは、巨大なスキーのついた油圧の足でささえられた8つのモジュールをつなげたもので、ファーバー・マンセル社とヒュー・ブロートン・アーキテクツが優勝したコンペでデザインされました。ケープタウンでつくられ、南へ船で運ばれ、建てる場所まで15km引っぱっていかれました。2016年から2017年には、大きくなっていく氷のさけ目で取り残されるおそれがあったので、基地全体が23km移されました。設計者たちは、毎年100日以上も続く暗やみの中で人びとがすごしやすいように、特別な色や、光で起こしてくれる目覚まし時計まで使いました。
おもしろ豆知識
- 最初のハリー基地は1956年につくられました。
- ハリーのデータが、1985年のオゾンホールの発見に役立ちました。
- これは、うかぶ棚氷の上で雪にうもれないようにつくられた、6代目のハリー基地です。
- ハリーⅥの足には巨大なスキーがついていて、基地全体を引っぱって動かせ、2017年には23km移されました。
- ハリーⅢは、10年以内に雪の下12〜15mにうもれてしまいました。
地球儀では
模型では、氷の上に高い足で立つ基地のモジュールが見られます。建物を動かせるようにしている足を見てみましょう。
地球儀で近くにあるもの
参考資料
更新: 2026-10-14





