アジアチーター
Asiatic cheetah

イランの高原に生きる非常にまれなチーターの亜種で、アフリカのチーターより小さく毛色も淡い。今では数十頭ほどしか残らず、ほぼイランだけに生息します。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- 肉食
- 最高速度
- 約100 km/h
- 保全状況
- 絶滅危惧IA類 (IUCN CR)
- すむ環境
- 砂漠, 草原
すぐわかる答え
アジアチーターはどこにすんでいますか?
砂漠・草原にすんでいます。
アジアチーターは何を食べますか?
食べ物:肉食。
アジアチーターはどのくらい速いですか?
最高で約100 km/hの速さが出せます。
アジアチーターは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧IA類」(CR)です。
アジアチーターは、絶滅の危険がとても高い(近絶滅種の)チーターの亜種です。今はイランの中央高原の保護区だけで生きのこっています。昔はアラビア半島や中東からカスピ海地方、南アジアの北部まで歩き回っていましたが、20世紀のあいだにそうした場所からいなくなってしまいました。
アフリカのチーターとは、3万2,000年前から6万7,000年前のあいだに分かれました。2017年12月には、イランの中央高原の14万平方kmに散らばる3つのグループで、50頭より少ないと考えられていました。すべてのチーターと同じように、世界でいちばん速い陸の動物の種に属しています。
何頭残っているの?
1970年代には、イランの11の保護区に約200頭のアジアチーターがすんでいました。1990年代の終わりには、50〜100頭しか残っていないと考えられていました。2001年から2012年のあいだに、18の保護区でかくしカメラが82頭を見分けましたが、そのあいだに42頭が密猟や交通事故、自然の原因で死にました。生きのこりは散らばった少ないグループでくらしているので、1頭失われるだけでも大きいのです。
砂漠のチーター
アジアチーターは、うすい黄かっ色から明るい子ジカ色の毛に小さな黒いはん点があり、しっぽの先には黒いしまがあります。毛やたてがみは、アフリカのチーターより短めです。おとなは頭から胴まで約112〜135cm、しっぽは66〜84cmで、体重は34〜54kgです。イラン東部のダシュテ・カヴィール(カヴィール砂漠)のまわりの開けた砂漠にすみ、ほとんどはカヴィール国立公園やバーフク保護区など5つの保護区で見られます。
どうやって名前がついたの?
最初の学名「フェリス・ウェナティカ」は、1821年にエドワード・グリフィスが、インドのたてがみのないチーターのスケッチをもとに提案しました。1913年には、マックス・ヒルツハイマーが、トルクメニスタンのメルヴで集めた標本をもとに、中央アジアの集団を「アキノニクス・ラッデイ」と名づけました。5年間の遺伝子の研究で、イランのチーターがアジアの亜種の最後の生きのこりだとわかりました。
おもしろ豆知識
- 生きのこっているのは50頭より少ないと考えられていて、すべてイランにいます。
- アフリカのチーターとは、3万2,000〜6万7,000年前に分かれました。
- チーターは、陸でいちばん速い動物です。
- かくしカメラは、わずか2年で82頭を見分けました。
地球儀では
模型では、カードにあるように、黒いなみだのすじがある、ほっそりした白っぽいチーターが見られます。長い足をさがしてみましょう。
クイズタイム
アジアチーターとライオン、速いのはどっち?
答えを見る
答え:アジアチーター(100 km/h 対 74 km/h) ライオン →
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参考資料
更新: 2026-10-14





