カニクイアザラシ
Crabeater seal

南極の流氷域に暮らす、世界で最も数の多いアザラシの一つです。名前に反して主食はオキアミで、特殊な形の歯でこし取って食べます。体は淡いクリーム褐色です。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- ろ過して食べる
- 体重
- 約250 kg
- 体長
- 約2.4 m
- 保全状況
- 低懸念 (IUCN LC)
- すむ環境
- 極地
すぐわかる答え
カニクイアザラシはどこにすんでいますか?
南極海の極地にすんでいます。
カニクイアザラシはどのくらいの大きさですか?
大きくなると2.4 m、250 kgほどになります。
カニクイアザラシは何を食べますか?
食べ物:ろ過して食べる。
カニクイアザラシは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「低懸念」(LC)です。
カニクイアザラシは、地球でいちばん数の多いアザラシです。南極のまわりの流氷の上でくらし、休んだり、子どもを作ったり、ほかのアザラシと出会ったりするのに氷を使います。少なくとも700万頭から7,500万頭までいると見積もられています。
名前に「カニクイ」とありますが、カニは食べません。食べもののほとんどすべては、小さなエビのような動物、ナンキョクオキアミです。歯にはふるいのようにはたらくとくべつなでっぱりがあります。おとなは長さ2メートル以上でほっそりしていて、毛は明るいクリーム色がかった茶色です。体重は平均約200キログラムです。IUCNはこの種を「低懸念」にしています。
オキアミのふるい
学名の「ロボドン・カルキノファガ」は「でっぱりのある歯のカニ食い」という意味で、細かいでっぱりのある歯を表しています。アザラシは水とオキアミを口いっぱいにふくみ、歯のすき間から水をおし出して、食べものだけを残します。この食べものにしぼったくらし方が成功のひみつで、南極海にはオキアミがたくさんいるので、たくさんのアザラシがくらせるのです。アザラシは、うかぶ氷の上で休み、子どもを作り、仲間と集まります。
親せきと敵
カニクイアザラシは、ヒョウアザラシ、ロスアザラシ、ウェッデルアザラシの親せきで、みんな小さなえものをこしとるのに向いた歯を持っています。カニクイアザラシの赤ちゃんは、ヒョウアザラシの大切な食べものです。これらの南極のアザラシは、中新世の終わりか鮮新世のはじめに、祖先が南へうつったときにゾウアザラシの系統から分かれ、こおった大陸のまわりですばやくいろいろな種に分かれました。まとめて「ロボドン族のアザラシ」とよばれます。
おもしろ豆知識
- 名前とはちがって、おもにオキアミを食べます。いくつにも分かれた歯で、オキアミをこしとって食べるのです。
- 世界でいちばん数の多いアザラシです。
- カニは食べず、オキアミを食べます。
- 歯はふるいのようにはたらきます。
- 赤ちゃんは、ヒョウアザラシの大切な食べものです。
地球儀では
このモデルは、南極のまわりの流氷の上で休んでいます。ほっそりした明るい色の体をさがしてみましょう。
クイズタイム
カニクイアザラシとイロワケイルカ、重いのはどっち?
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答え:カニクイアザラシ(250 kg 対 45 kg) イロワケイルカ →
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参考資料
更新: 2026-10-14





