ダンダラカマイルカ
Hourglass dolphin

白黒がはっきりした小型のイルカで、脇腹の白い模様が砂時計の形をしています。南極周辺の冷たい海に暮らし、船の舳先の波に乗って遊ぶ姿がよく見られます。体長は約1.8mです。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- 魚を食べる
- 体長
- 約1.7 m
- 保全状況
- 低懸念 (IUCN LC)
- すむ環境
- 極地, 外洋
すぐわかる答え
ダンダラカマイルカはどこにすんでいますか?
南極海の極地・外洋にすんでいます。
ダンダラカマイルカはどのくらいの大きさですか?
大きくなると1.7 mほどになります。
ダンダラカマイルカは何を食べますか?
食べ物:魚を食べる。
ダンダラカマイルカは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「低懸念」(LC)です。
アワーグラスイルカ(Cephalorhynchus cruciger)は、南極と亜南極のまわりの冷たい外洋にすむ、小さな黒と白のイルカです。ドレーク海峡をわたる船からよく見られますが、南極海を、およそ南緯45度から67度のあいだでぐるりと一周してすんでいます。
名前は、体の両側にある白いもようからきています。前にひとつ、後ろにひとつあって、細い白い帯でつながっていて、合わせるとなんとなく砂時計(アワーグラス)のように見えるのです。おとなのオスは長さ約1.8mで、体重は90kg以上あります。小さいけれど、速くて身軽です。IUCNでは「低懸念」とされ、調査にもとづく見積もりでは約14万4,300頭います。
絵から最初に知られたイルカ
この種は、1820年に南太平洋でかかれた絵をもとに、1824年にジャン・ルネ・コンスタン・クワとジョゼフ・ポール・ガイマールが名前をつけました。見た人の話だけをもとに、種として広くみとめられた、ただひとつのクジラやイルカです。
クジラをとる人たちは、このイルカを「海のウシ」や「海のスカンク」とよびました。学名の「cruciger」は「十字架をもつもの」という意味で、上から見ると、背中の黒い部分がなんとなく十字架に似ているからです。科学者たちは昔、カマイルカ属に入れていましたが、2025年の見直しで、ミナミカマイルカといっしょにセッパリイルカ属に移されました。
南極海でのくらし
このイルカは、約-0.3℃から7℃の冷たい海面の水を好みます。南半球の夏にはもっと南へ、冬にはもっと北へ移動します。群れはふつう10〜15頭ですが、100頭までの群れも見られています。
ゴンドウクジラ、ミンククジラ、セミイルカといっしょに食事をし、よくナガスクジラといっしょに見られます。船や大きなクジラがつくる波に乗って泳ぐ「バウライディング」が好きです。何頭かの胃の中身からは、シャコ、ゴカイ、イカ、小さな魚が見つかりました。
まだわかっていないこと
アワーグラスイルカは、ほとんど研究されていません。目撃で赤ちゃんがたしかめられたことがないので、子どもの色、大きさ、食べ物はわかっていません。メスは約12.9か月子どもをおなかの中で育てると考えられていて、寿命は、似たイルカとくらべて27〜46年と見積もられています。
知られている大きな危険はなく、このイルカは国際的な保護の約束で守られ、ワシントン条約(CITES)の付属書IIにのっています。
おもしろ豆知識
- 黒いわき腹にある、砂時計の形をした白い模様が名前の由来です。
- 絵と目撃した人の話だけで、種として広くみとめられたただひとつのクジラのなかまです。
- クジラをとる人たちは、「海のウシ」「海のスカンク」というあだ名をつけました。
- ほとんどの群れは10〜15頭ですが、100頭までの群れも見られています。
- アワーグラスイルカの赤ちゃんがどんなすがたか、たしかめた人はいません。
地球儀では
南極の近くのドレーク海峡の海でさがしてみましょう。カードには、黒い横腹の白い砂時計のもようが書かれています。
クイズタイム
ダンダラカマイルカとヒョウアザラシ、長いのはどっち?
答えを見る
答え:ヒョウアザラシ(1.7 m 対 3 m) ヒョウアザラシ →
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参考資料
更新: 2026-10-14





