My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

サカサクラゲ

Upside-down jellyfish

サカサクラゲ
写真: Chris Hind, CC BY 3.0 · 出典

サカサクラゲは名前の通り、傘を下にして浅い海の砂や泥の底に張りつきます。体の中に住む藻類が日光で作った栄養を分けてくれるので、日の当たる場所でじっとしています。

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ひと目でわかる

分類
クラゲ・サンゴ
すむ環境
海岸, サンゴ礁

すぐわかる答え

サカサクラゲはどこにすんでいますか?

大西洋・太平洋・インド洋の海岸・サンゴ礁にすんでいます。

サカサクラゲ(カシオペア属)は、ふしぎなことをするクラゲです。かさを下に、ひらひらした腕を上に向けて、海の底に横たわっています。フロリダ、カリブ海、ハワイ、紅海、地中海の、マングローブ、干潟、ラグーン、海草の草原など、あたたかく浅い沿岸の海にすんでいます。

このふしぎなポーズの理由は光です。小さな藻が体の組織の中にすんでいて、日の光から栄養を作ってクラゲと分け合うので、クラゲは日当たりのよい場所に横たわる必要があります。科学者たちは、脳がないのに、ねむっているように見えることにも気づきました。このグループには約11種がいます。

どうしてさかさまに横たわっているの?

カシオペアは、「渦鞭毛藻(うずべんもうそう)」という目に見えないほど小さな藻とパートナーになっています。藻は体の中にすみ、日の光を使って糖を作り、それがクラゲの栄養になります。藻に十分な光をあたえるため、クラゲは生きた太陽光パネルのように腕を上に向けて、浅い底で休みます。ほとんどのクラゲとちがって泳ぐことはめったになく、めずらしい方法でえものをつかまえるようで、少なくとも1種は、ねばねばの中にさす細胞を出します。

世界を旅するクラゲ

カシオペアのいくつかの種は、船に運ばれてもともとの海の外へ広がりました。スエズ運河が開かれたあと、カシオペア・アンドロメダは1888年までに運河にたどり着き、のちに地中海に入って、今はマルタ、キプロス、エーゲ海にすんでいます。1940年代には、カシオペアが真珠湾にやってきて、そのあとハワイのほかの島にも広がりました。今の船の塗料やバラスト水の処理で、新しくやってくることは少なくなりました。

おもしろ豆知識

  • 体の中にすむ藻に日光が当たるよう、海の底で逆さまになっています。
  • 一生のほとんどを、海の底であおむけに横たわってすごします。
  • 脳がないのに、ねむっているように見えます。
  • 船のバラスト水に乗って、新しい海にたどり着いた種もいます。
  • この属には約11種がいます。

地球儀では

カードには、モデルの場所のくわしい情報はありません。地球儀の浅い沿岸の海にズームして、腕を上に向けて休んでいるクラゲをさがしてみましょう。

似ている仲間

参考資料

更新: 2026-10-14