アカウミガメ
Loggerhead sea turtle

頭がとても大きくあごが強く、カニや貝の殻をかみ砕くウミガメです。体重は100kgを超えることもあり、メスは数十年後に自分が生まれた浜に戻って産卵します。大洋を横断する長い旅をします。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 爬虫類
- 食べ物
- 肉食
- 体重
- 約135 kg
- 体長
- 約0.9 m
- 寿命
- 最長 約67年
- 保全状況
- 絶滅危惧II類 (IUCN VU)
- すむ環境
- 海岸, 外洋
すぐわかる答え
アカウミガメはどこにすんでいますか?
太平洋・大西洋・インド洋の海岸・外洋にすんでいます。
アカウミガメはどのくらいの大きさですか?
大きくなると0.9 m、135 kgほどになります。
アカウミガメは何を食べますか?
食べ物:肉食。
アカウミガメはどのくらい生きますか?
最長で約67年生きます。
アカウミガメは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧II類」(VU)です。
アカウミガメ(学名カレッタ・カレッタ)は、大西洋、太平洋、インド洋、地中海にすむ海のは虫類です。おとなのアカウミガメの背中のこうら(背甲)は長さ約90cm、体重は約135kgで、いちばん大きいものは約200kgになります。こうらは赤茶色で、皮ふは黄色から茶色です。英語の名前「ローガーヘッド(丸太の頭)」は、海底の動物というおもな食べ物をかみくだく、大きな頭と強いあごから来ています。
一生のほとんどを海や河口ですごし、メスが卵を産むときだけ短いあいだ陸に上がります。アカウミガメはおとなになるまで17〜33年かかり、約47〜67年生きます。IUCNは「危急種」としていて、ワシントン条約(CITES)の附属書Ⅰで、アカウミガメやその製品の国際的な取引は禁止されています。アメリカの絶滅危惧種法では、9つの集団が守られています。
とても広いメニュー
アカウミガメは雑食で、おもにエゾバイやホラガイ、二枚貝、カブトガニなどの海底の動物を食べます。知られているえものの種類はウミガメの中でいちばん多く、海綿、サンゴ、イソギンチャク、イカ、ウニ、ヒトデ、魚、藻もふくまれます。外洋を旅するときは、クラゲやうかぶ貝、トビウオを食べます。
大きなあごで食べ物をかみくだき、前びれのとがったうろこを「にせのつめ」のように使って、大きなかたまりを引きさきます。のどにある、ねばねばした内向きのとげが、つり針のような異物をこしとります。
巣、熱い砂、そして最初の夜
メスは1シーズンに約4回卵を産み、それから2〜3年休みます。交尾はふつう、産卵する浜辺の近くではなく、回遊のとちゅうでおこなわれます。卵は満潮の線より上に産まれ、砂の温度で性別が決まります。32℃の卵はメスに、28℃ではオスに、30℃ではだいたい半分ずつになります。
約80日後、長さわずか約4.6cm、重さ20gの子ガメが、ふつうは夜にほり出てきます。月や星の光が水にうつって明るく見える地平線の方へ進んで、海を見つけるのです。海までの道のりで、体重の最大20%を失うこともあります。
危険と助け
アカウミガメは昔、肉や卵のためにさかんに狩られ、きまりが守られていない場所では今も起きています。今いちばんの脅威は、海岸の開発で産卵の浜辺が失われることで、巣をおそう動物や、子ガメをまよわせる海岸の明かりもあります。すてられた漁の道具やトロール網でも、たくさんのカメが死んでいます。
「ウミガメ除去装置」は、カメに網からのにげ道をあたえます。太平洋のアカウミガメは、日本の産卵の浜辺からカリフォルニアやバハ・カリフォルニア沖のえさ場まで海全体を横断し、そこでは漁業が危険になっています。
おもしろ豆知識
- 日本で生まれた若いアカウミガメは、太平洋をまるごと横断してメキシコの沖でえさを食べ、また戻ってくることがあります。
- 巣の温度で、子ガメがオスになるかメスになるかが決まります。
- 子ガメは、水の上の明るい地平線をめざして海を見つけます。
- ほかのどのウミガメよりも、食べるえものの種類が多いのです。
- 太平洋のアカウミガメは、日本の産卵の浜辺からカリフォルニアまで泳いでいきます。
地球儀では
模型では、広い海を泳ぐ、大きな頭のアカウミガメが見られます。
クイズタイム
アカウミガメとナイルワニ、重いのはどっち?
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答え:ナイルワニ(135 kg 対 300 kg) ナイルワニ →
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参考資料
更新: 2026-10-14





