マリアナスネイルフィッシュ
Mariana snailfish

マリアナスネイルフィッシュ(Pseudoliparis swirei)は、西太平洋のマリアナ海溝にすむ、白っぽいおたまじゃくしのような形の魚です。深さ約6,200〜8,076mで知られていて、7,966mでつかまえられたものもあり、これは海底でつかまえられた魚の記録かもしれません。科学者たちは、海のこのような深いところを「超深海帯」とよびます。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 魚類
- 食べ物
- 肉食
- 体長
- 約0.29 m
- すむ環境
- 深海
すぐわかる答え
マリアナスネイルフィッシュはどこにすんでいますか?
太平洋の深海にすんでいます。
マリアナスネイルフィッシュはどのくらいの大きさですか?
大きくなると0.29 mほどになります。
マリアナスネイルフィッシュは何を食べますか?
食べ物:肉食。
マリアナ海溝の水深約6,000〜8,000mに住む、オタマジャクシ形の淡いピンクの魚です。うろこのないゼリー状の体で約30cmになります。
長さ28.8cm、重さ160gまで大きくなります。海溝のある場所では、いちばん上の捕食者のようで、大きなハンターの少ない深いすみかで、小さな甲殻類を食べています。そこにはたくさんいて、卵はわりと大きく、さしわたし1cm近くあります。
どうやって見つかったの?
最初の標本は、2014年に研究船「ファルコー号」の調査でつかまえられました。科学者たちは、長い道のりを上がってくるあいだ魚を守れるようにつくった深海用のわなを使い、サバをえさにしました。最初の魚は2014年11月15日に上がってきて、その後10日のあいだにさらに35匹がとれました。
超深海の魚をつかまえるのはむずかしく、トロールあみではほんの少ししか、それもいたんだ状態でしかとれません。最初に名前がつけられた標本(ホロタイプ)は、2014年11月21日に深さ7,949mでつかまえられた若い魚でした。2017年1月には、研究船「新洋丸」でも1匹つかまえられました。
深海にぴったりの体
浅い水のクサウオのなかまにくらべて、この魚は、暗くて高い水圧のすみかに合ったふしぎな特ちょうをいくつももっています。皮ふはすきとおっていて色素がなく、いくつかの器官や卵は大きく、筋肉はうすく、骨、とくに頭の骨は完全にはかたくなっていません。ほとんど、あるいはまったく目が見えていないようです。
特別なしくみが、水圧の中でもタンパク質がはたらけるようにしていて、細胞のまくもやわらかさをたもてるようにちがっています。
卵、子ども、そして名前
メスは、さしわたし最大9.4mmというとても大きな成熟した卵をもっていて、最大23個の大きな卵が、約850個の小さな未成熟の卵と交互にならんでいます。子どもは、1,000mより浅い、わりと浅い外洋でしばらくすごすらしいという手がかりがありますが、まだよくわかっていません。
この種は、イギリス海軍の船チャレンジャー号の航海士ハーバート・スワイアにちなんで名づけられました。1876年、その探検隊がこの魚のすみかであるチャレンジャー海淵を見つけました。
おもしろ豆知識
- マリアナ海溝の水深7,000mより深いところにすんでいます。そこの水圧は海面の何百倍もあります。
- マリアナ海溝の6,000mより深いところにすんでいます。
- 卵はさしわたし1cm近くあります。
- 最初のものは2014年に、サバをえさにしたわなでつかまえられました。
- 水圧のため、魚はおそらく約8,000〜8,500mより深いところでは生きられません。
地球儀では
模型では、太平洋でいちばん深い場所にいる、白っぽいマリアナスネイルフィッシュが見られます。
クイズタイム
マリアナスネイルフィッシュとニシキテグリ、長いのはどっち?
答えを見る
答え:マリアナスネイルフィッシュ(0.29 m 対 0.06 m) ニシキテグリ →
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参考資料
更新: 2026-10-14





