トラフグ
Tiger pufferfish (fugu)

トラフグは危険を感じると水を飲み込んで体を丸くふくらませ、敵が飲み込みにくくします。体内には強い毒テトロドトキシンがあり、日本では免許を持った調理師だけがフグを調理できます。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 魚類
- 食べ物
- 肉食
- 体長
- 約0.4 m
- 保全状況
- 準絶滅危惧 (IUCN NT)
- すむ環境
- 海岸
すぐわかる答え
トラフグはどこにすんでいますか?
太平洋の海岸にすんでいます。
トラフグはどのくらいの大きさですか?
大きくなると0.4 mほどになります。
トラフグは何を食べますか?
食べ物:肉食。
トラフグは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「準絶滅危惧」(NT)です。
フグは、こわいことがあるとボールのようにふくらむ丸い魚で、日本で「ふぐ」とよばれる種類の中には、食べ物として有名なものもいます。トラフグは水を飲みこんで体をふくらませ、敵が飲みこみにくくします。フグの仲間には200種近くいて、ほとんどは海や河口にすんでいます。
フグの内臓、とくに肝臓と卵巣には、「テトロドトキシン」というとても強い毒があります。そのため、日本や韓国などでは、ふぐはきびしく管理された食べ物で、訓練を受けた料理人だけが調理を許されています。日本では、料理人は3年以上のきびしい修業が必要です。
解毒剤のない毒
テトロドトキシンは、おもに肝臓、卵巣、目、皮にあります。この毒は、意識があるまま筋肉をまひさせ、息が止まってしまいます。知られている解毒剤はないので、医者は体から毒がぬけるまで呼吸を助けることしかできません。研究者たちは、フグが自分で毒を作るのではないことを発見しました。毒は、ある種の細菌を持つ、フグが食べる生き物から来ていて、その細菌からはなれて養殖されたフグには毒がないのです。
お皿の上のふぐ
日本では、ふぐはうすく切ったさしみ(てっさ)やなべ料理(てっちり)で出されます。肝臓は昔、いちばんおいしい部分と考えられていましたが、いちばん毒が強い部分でもあるので、日本では1984年にお店で出すことが禁止されました。日本、韓国、中国では、ふぐは大切なごちそうになっています。家でうっかり料理して死んでしまう事故が起きることもあり、それで決まりがとてもきびしいのです。
おもしろ豆知識
- 日本では、免許をもつ料理人だけがフグを調理できます。内臓にテトロドトキシンという猛毒があるからです。
- フグは水をたくさん飲みこんで、ボールのようにふくらむことができます。
- テトロドトキシンには、知られている解毒剤がありません。
- 細菌からはなれて養殖されたふぐには、毒がないことがあります。
地球儀では
このモデルは、海岸近くの海にいるトラフグを表しています。ふくらむことのできる丸い体をさがしてみましょう。
クイズタイム
トラフグとマンボウ、長いのはどっち?
答えを見る
答え:マンボウ(0.4 m 対 1.8 m) マンボウ →
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参考資料
更新: 2026-10-14





