カナダヤマアラシ
North American porcupine

カナダヤマアラシは、背中と尾を約3万本の鋭い針で覆われた大型のげっ歯類です。針は飛ばせませんが、触れると簡単に抜けて刺さります。木登りが得意で、樹皮や葉、芽を食べ、敵には背を向けて針を立てます。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- 草食
- 保全状況
- 低懸念 (IUCN LC)
- すむ環境
- 森林
すぐわかる答え
カナダヤマアラシはどこにすんでいますか?
森林にすんでいます。
カナダヤマアラシは何を食べますか?
食べ物:草食。
カナダヤマアラシは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「低懸念」(LC)です。
カナダヤマアラシ(学名エレチゾン・ドルサトゥム)は、するどい針におおわれた大きくてゆっくりしたげっ歯類で、せなかとしっぽに約3万本の針があります。北アメリカでは、ビーバーについで2番目に大きなげっ歯類です。「低懸念」とされていて、ノバスコシアからアルバータまで、バージニアからユーコンまでの森にすんでいます。
ヤマアラシは針をうち出したり投げたりすることはできません。針はとてもぬけやすく、さわったものに何でもささるのです。おどかされると、ヤマアラシは危険のほうへせなかを向けます。おもに夜に活動し、よく木に登って木の皮や葉、芽を食べます。
南アメリカから来た旅人
科学者たちは、新世界ヤマアラシの祖先が約3,000万年前にアフリカから大西洋をわたって南アメリカへやってきたと考えています。約300万年前にパナマ地峡ができると、「アメリカ大陸間大交差」とよばれるできごとで北へ広がりました。こうした親せきの中で、メキシコより北で生きのこったのはカナダヤマアラシだけでした。はっきりしたいちばん古い化石は約13万年前のもので、アーカンソー州で見つかりました。
名前の意味
英語の「ポーキュパイン」という言葉は、「とげのあるブタ」という意味の古いフランス語から来ていますが、ヤマアラシはブタではなくげっ歯類です。学名の「エレチゾン・ドルサトゥム」は、「いらいらさせるせなかを持つ動物」と訳すことができます。北アメリカのいろいろな場所に、7つの亜種がみとめられています。「カナダのヤマアラシ」や「針のあるブタ」ともよばれます。「ふつうのヤマアラシ」とよばれることもあります。
おもしろ豆知識
- 約3万本の針があります。
- 「ポーキュパイン」という言葉は「とげのあるブタ」という意味です。
- 学名は「いらいらさせるせなかを持つ動物」という意味です。
地球儀では
このモデルは、オンタリオ州北部の森にいるヤマアラシを表しています。せなかとしっぽのとげとげの針をさがしてみましょう。
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参考資料
更新: 2026-10-14





