アライグマ
Raccoon

黒いマスクのような顔としま模様の尾が目印ですが、本当の特技はとても敏感な前足です。指で水の中やすき間を探って食べ物を見つけます。おもに夜に活動し、果物や虫、魚など何でも食べます。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- 雑食
- 体重
- 約6 kg
- 体長
- 約0.85 m
- 最高速度
- 約24 km/h
- 保全状況
- 低懸念 (IUCN LC)
- すむ環境
- 森林, 町や都市, 湿地
すぐわかる答え
アライグマはどこにすんでいますか?
森林・町や都市・湿地にすんでいます。
アライグマはどのくらいの大きさですか?
大きくなると0.85 m、6 kgほどになります。
アライグマは何を食べますか?
食べ物:雑食。
アライグマはどのくらい速いですか?
最高で約24 km/hの速さが出せます。
アライグマは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「低懸念」(LC)です。
アライグマは、北アメリカ生まれの中くらいの大きさのほ乳類で、黒い顔のマスクもようとしま模様のしっぽで、すぐに見分けがつきます。アライグマ科でいちばん大きく、体長は40〜70cm、体重は5〜26kgです。厚い灰色の毛のほとんどは、冬にあたたかさを保つ、ぎっしりつまった下毛です。
アライグマはもともと落葉樹林や混交林にすんでいましたが、環境に合わせるのがとても上手なので、今では山や海岸の湿地、都市にもすんでいます。ふつうは夜に活動し、ほとんど何でも食べます。食べ物の約40%は虫などの背骨のない小さな動物、3分の1は植物、残りは背骨のある動物です。いちばん有名な道具は、とても器用な前足です。
器用な「手」
アライグマの前足はとても器用で感覚がするどく、水の中やすき間の食べ物をさぐるのに使います。英語の名前「ラクーン」は、「手でひっかく動物」という意味のポウハタン族のことばから来ています。アライグマはかしこいことで知られ、研究では、課題の解き方を少なくとも3年間おぼえていられることがわかっています。アメリカ大陸の多くの先住民には、アライグマのマスクや手、しまのしっぽについての物語が伝わっています。
家族のくらしと新しいすみか
お母さんアライグマは、約65日の妊娠期間のあと、春に2〜5頭の子どもを産みます。子どもは英語で「キット」と呼ばれます。お母さんは、秋の終わりに子どもが巣立つまで育てます。血のつながったメスどうしは同じ地域をいっしょに使うことが多く、血のつながらないオスどうしが小さなグループでくらすこともあります。野生のアライグマはふつう2〜3年しか生きませんが、飼育されたものは20年以上生きたこともあります。20世紀に、にげ出したり、わざと放されたりしたことで、アライグマは中央ヨーロッパ、コーカサス、日本にもすむようになりました。
おもしろ豆知識
- アライグマはよく食べ物を水の中でさわります。そうすると、敏感な前足がさらに敏感になります。
- ヨーロッパでは、アライグマは「EUが懸念する侵略的外来種」のリストにのっているので、輸入したり、繁殖させたり、放したりすることができません。
- アライグマはよく水の中で食べ物をさわります。そうすると、感覚のするどい前足がさらによく働くようです。
- アライグマの行動範囲は、都市のメスなら3ヘクタールほどと小さく、大草原のオスなら5,000ヘクタールにもなります。
地球儀では
地球儀では、アライグマはアメリカのミシガン州北部の森にいます。黒っぽいマスクもようとしまのしっぽをさがしてみましょう。
クイズタイム
アライグマとハイイロオオカミ、重いのはどっち?
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答え:ハイイロオオカミ(6 kg 対 40 kg) ハイイロオオカミ →
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参考資料
更新: 2026-10-14





