ノウサンゴ
Brain coral

表面が人の脳のようなくねくねした溝でおおわれた、丸い形のサンゴです。たくさんの小さなポリプが集まって一つの群体をつくり、数百年生きることもあります。サンゴ礁をつくる大切なサンゴです。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- クラゲ・サンゴ
- すむ環境
- サンゴ礁
すぐわかる答え
ノウサンゴはどこにすんでいますか?
大西洋・太平洋・インド洋のサンゴ礁にすんでいます。
ノウサンゴは、丸い体が人間の脳のようなくねくねしたみぞでおおわれた、サンゴ礁をつくるいくつかのサンゴのよび名です。オオトゲサンゴ科やキクメイシ科に入り、世界中の海の、浅くてあたたかいサンゴ礁にすんでいます。
丸いひとつひとつのかたまりは、遺伝的に同じ何千もの小さなポリプが集まった群体です。ポリプが炭酸カルシウムのかたい骨格をつくるので、ノウサンゴはサンゴ礁をつくる大切なサンゴです。群体は高さ1.8m以上に育つこともあります。これらのサンゴがサンゴ礁をつくることで、たくさんの魚のための岩のでっぱりやかくれ家ができます。表面がとてもかたいので、魚や嵐から身を守ることができます。
どうやって食べるの?
夜になると、ポリプはしょく手をのばして、ただよってくる食べ物をつかまえます。昼間は、身を守るためにしょく手でみぞをおおいます。ノウサンゴは、体の中にすむ藻からも食べ物をもらっていて、その藻は日光から栄養をつくります。よく見られるグループのひとつ、キクメイシのなかま(Favia)は、長い「スイーパーしょく手」でとなりのサンゴをさすことができます。ポリプはとても小さく、ひとつひとつがかたい石のような骨格を少しずつふやしていきます。「谷」とよばれるみぞが、表面を脳のように見せています。
とても長生きな動物
いちばん大きなノウサンゴは、900年も生きることがあります。かたくて丸い表面が、おなかをすかせた魚やハリケーンから身を守ります。いっぽう、速く育つ枝分かれしたサンゴは、嵐でこわれやすいのです。科学者たちは、丸いタイヤのすべり止めをよくするために、ノウサンゴのみぞを研究したこともあります。ノウサンゴはゆっくり育つので、大きなものはとても年をとっていて、守る価値があります。サンゴ礁は、たくさんの海の動物のすみかにもなっています。
おもしろ豆知識
- 大きなノウサンゴの群体は、何百年も生きていることがあります。
- 大きなノウサンゴは、約900年まで生きることがあります。
- みぞのある表面が、タイヤのすべり止めの研究のヒントになりました。
- ひとつのかたまりは、同じポリプがたくさん集まった群体です。
地球儀では
模型では、脳のようなみぞのある丸いサンゴが見られます。浅いサンゴ礁でさがしてみましょう。
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参考資料
更新: 2026-10-14





